F1オーストリアGPの開催契約が、2030年まで延長されることが発表された。
かつてエステルライヒリンクやA1リンクと呼ばれたレッドブルリンクで開催されているオーストリアGP。2004年以降は10年の空白期間があったものの、レッドブルによるコース買収と改修を経て、2014年以降は毎年グランプリを開催しており、今年3月には2027年まで開催契約を延長していた。
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今回、オーストリアGPはそれからわずか4ヵ月でさらに開催契約を延長することになった。今回の契約延長は、レッドブル創業者でありモータースポーツ活動を推進してきたディートリッヒ・マテシッツの死後も、F1への継続的な取り組みを行なっていることを反映しているモノと見ることもできるだろう。
F1のステファノ・ドメニカリCEOは今回の契約延長に際し、次のようにコメントを寄せた。
「オーストリアの優れたパートナーと共に、この決定をお知らせできることを嬉しく思う」
「このスポーツを愛したディートリッヒ・マテシッツの情熱とビジョンが、これら全てを可能としてくれた。この素晴らしい会場で2030年までレースが続けられることを発表できるのは、非常に特別な瞬間だし、彼へ捧げるモノでもある」
「オーストリアでのレースはドライバーと全てのファンにとって非常に注目されるものであり、我々もこの先何年間も続く興奮とアクションを楽しみにしている」
またレッドブルの企業プロジェクト及び投資部門CEOであるオリバー・ミンツラフも、素晴らしいニュースだと語っている。
「これは関係者全員にとって素晴らしいニュースであり、シュピールベルクは長期的に立場が強化される」
「F1にとっても素晴らしいことで、カレンダー上で最も華やかで雰囲気のあるレースという、独自の伝統が続くことになる。そしてファンだけではなく、レッドブルリンクを愛するチームやドライバーにとっても素晴らしいことだ」
なお2023年のオーストリアGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。チームメイトのセルジオ・ペレスも3位でダブル表彰台を獲得するなど、レッドブルは母国戦でも結果を残した。
ただ今年は多発したトラックリミット違反を巡って混乱が発生。来年以降どう改善を進めるかが問われることになる。
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