著名デザイナーによる最新レストモッド
英国のデザイン会社であるカラム(CALLUM)は、ミニの新たなレストモッド車両『ウッド&ピケット・ミニ by カラム(Wood and Pickett Mini by CALLUM)』を発表した。クラシックなデザインを維持しつつ、走行性能を高めている。
【画像】ワイドフェンダー&専用の足回り採用【ウッド&ピケット・ミニ by カラムを詳しく見る】 全18枚
カラムは、フォードやジャガーのデザイン責任者を務めたことがあるイアン・カラム氏が設立した会社だ。今回のレストモッドは、著名なミニのコーチビルダーであるウッド&ピケットとの提携により生まれた。
ベースは、1997年から2001年まで生産されたモデル末期のワイドフェンダーバージョンであるMk5ミニ・スポーツパックのボディシェルだが、ラリー仕様のエンジン、新しいサスペンション、強化ブレーキを装備している。
Aシリーズエンジンは排気量を1275ccから1310ccに拡大し、新しいシリンダーヘッド、2点式燃料噴射システム、ツインパイプエグゾーストを採用。これにより、最高出力は元の64psから112psに向上した。トランスミッションも強化され、パワーアップに対応している。
サスペンションは公道走行向けにチューニングされており、8.4インチの溝付きベンチレーテッドディスクブレーキと組み合わせられる。
ホイールは、オリジナルのミニライトから、カラム専用デザインによる13インチの4本スポークホイールに交換されている。
ウッドの内装とタッチスクリーン採用
スタイリングの変更点としては、ウッド&ピケット製のワイドフェンダー、スポーティなフロントおよびリアバンパー、LEDライトなどがある。
インテリアには、1960年代の「マーグレイブ・ミニ」で採用されていたウォルナット材パネルをモチーフにした木製ダッシュボードパネル、金属製のフォグランプおよびヒータースイッチ、アップル・カープレイ対応の小型タッチスクリーンが備わる。
イアン・カラム氏によると、ウッド&ピケット・ミニ by カラムは、各オーナーの求める仕様に基づいて手作業で製造されるという。価格は7万5000ポンド(約1500万円)からとなる。
ウッド&ピケットは、1947年にビル・ウッド氏とレス・ピケット氏によって設立され、1960年代にミニのトップクラスのコーチビルダーとして地位を確立した。
同社のモデルは有名人の間で人気があり、ミック・ジャガー、エルトン・ジョン、ポール&リンダ・マッカートニー夫婦などから注文を受けた。
ウッド&ピケットは、過去に何度か会社の所有者が変わっている。1986年から1989年までは、ブリティッシュ・レイランドのディーラーであるヘンリーズ・グループ傘下に入り、初代レンジローバーの改造に注力していた。現在は、元MGローバーの部品部門を所有するMotaclanグループの傘下にある。
カラムがデザインしたウッド&ピケットの部品シリーズは近日中に発売され、クラシック・ミニのオーナーが自分でカスタムできるようになるという。
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