キャデラック・ハーツ・チーム・JOTAのアレックス・リンは、WEC世界耐久選手権の第6戦『ローンスター・ル・マン』に、チームは「大きな勢い」を持って臨むと述べ、前戦ブラジルでの勝利に続く、さらなる飛躍を遂げたいと意気込んでいる。
リン、ノーマン・ナト、ウィル・スティーブンスは、7月の第5戦サンパウロ6時間レースでキャデラックにWEC初となる勝利をもたらし、アルピーヌ、トヨタ、フェラーリ、ポルシェに続く、ハイパーカー時代における5番目の優勝マニュファクチャラーとなった。
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そして、このアメリカンブランドは、昨年リンとアール・バンバーが4位に入り、シーズン最高成績を収めたサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA。テキサス州オースティン)でのホームレースに臨む。
■「トヨタに比べれば若いプログラム」と強調するバンバー
リンは、キャデラックがサンパウロでの躍進をオースティンで「確固たるものにする」と同時に、ハイパーカー・マニュファクチャラーズ・ランキングでフェラーリとの55ポイント差を縮めたいと述べている。
「ハイパーカー時代の世界耐久選手権で勝利を収めたメーカーは多くはないが、僕らもそのひとつだ」とリンは語った。
「だから、僕らは毎週末勝利を目指し、チャンピオンシップ獲得を目指し、それに伴うあらゆることを成し遂げたいと考えているチームの一員になったと思う」
「このチームは、最大の舞台で最高の結果を出したいと考えている。ホームレースであるCOTAには、大きな勢いを持って臨む」
「正直に言って、良いパフォーマンスを発揮できると期待している。競争力を発揮し、これまでの成果を確固たるものにし、好成績を目指して臨みたい」
ブラジルでの勝利を振り返り、リンはキャデラックが過去にも画期的な結果に近づいたことがあるため、今回の勝利は「達成できるかどうかではなく、いつ達成するか」という状況だったと語った。
「チーム内では、決して不安はなかったと思う」とリン。
「僕は、マシンを運転している時も同じことを言うと思う。そのポテンシャル、何ができるかは分かっているんだ」
「むしろ、このマシンのポテンシャル、そして自分たちに何ができるのかを、まだみんなに見せられていないことが悔しかった」
「でも、いつかは成し遂げられるということを、疑った瞬間は一度もなかった。問題は、それが達成できるかどうかではなく、いつ達成するか、だった」
しかし、COTAに臨むにあたり、この英国人は2度目の優勝という挑戦を軽視していないことを認めた。
「世界耐久選手権でレースに勝つのは、誰もが知っている通り、非常に厳しいことだ」と彼は言った。
「だから、もう一度勝つには、同じレベルの努力が必要になる。でも、だからこそ僕らはレースに出場し、そのために朝早く起きるのが好きなんだ。それが僕らの楽しみだ」
セバスチャン・ブルデー、ジェンソン・バトンとともに姉妹車をドライブするアール・バンバーは、COTAがダラーラ製シャシーをベースに持つVシリーズ.Rの強みを活かすコースであるため、キャデラックが力強いパフォーマンスを発揮できると期待している。
「僕らのマシンの構造とダウンフォースは、まさにCOTAにぴったりだ」とニュージーランド出身のバンバーは語った。
「もちろん、僕らはIMSAに頻繁に参戦しているので、バンプへの対応力も非常に優れている。アメリカでの開発も数多く行ってきた」
「ストップ&ゴーのコーナーでも、非常に優れている。僕らのマシンのスタイルと構造レイアウトに非常に適したサーキットだ」
「WECでは、サーキットによってマシンのレイアウトや長所・短所が合う場合と合わない場合があり、結果にばらつきがあるのもそれが理由だ。ここ数戦は、僕らにとって概ね良い結果となっていると思う」
「2023年にスタートしたとはいえ、トヨタのようなより古いプログラムに比べればまだかなり若いプログラムだということを、みんなは忘れているようだね。僕らは毎週、そうしたチームと対戦しながら学び続けているんだ」
[オートスポーツweb 2025年09月03日]
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