マクラーレンのランド・ノリスは、F1スペインGPでのペナルティで1レース出場禁止の危機に直面しているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に対し、それでも「より激しく戦うべきだ」と主張している。
現在のF1グリッドでフェルスタッペンを最もよく知るドライバーは、ノリスを置いて他にいないだろう。フェルスタッペンと長年競い合い、昨シーズンはタイトル争いで直接対決を繰り広げたが、最終的に敗れランキング2位となった。年齢も近く、サーキットの外では親しい友人でもある。
■ラッセル最速もトップ16までが1秒圏内の接戦! 15番手角田裕毅はレースペースに不安残る|F1カナダGP FP2
ゆえにおそらく、フェルスタッペンのことについて尋ねる上で最も適した第三者だと言えるだろう。
フェルスタッペンは2週間前のスペインGPでジョージ・ラッセル(メルセデス)に体当たりした件で10秒のペナルティとスーパーライセンスに3点のペナルティポイントが科せられた。結果として、ペナルティポイントは合計11点まで累積。そのうち2点が失効する2レースの間にあと1点でも加算されれば、1レースの出場停止処分となってしまう。
今週末のカナダGPを前に、アプローチを変更する必要があるか尋ねられた際、フェルスタッペンは自信満々に「なぜ変更する必要があるんだ?」と答えた。
ノリスはフェルスタッペンとの小競り合いを何度も経験してきたが、「自分の信念を貫くことが最良の戦術か」と尋ねられ、ライバルの意見に同意した。
「マックスは、ドライビングという点で世界最高のひとりだ。誰もそれに反論できないと思う。それは非常にシンプルだと思う」
ノリスはメディアセッションでmotorsport.comにそう語った。
「もちろん、彼は自分がしたことはすべきではなかったと述べた。それについては彼と話せばいい。僕と話す必要はないが、彼がしたことを後悔していることは確信している」
「彼がこの前の週末にしたことは、おそらく普段の彼とは少し異なるものだった。単純な攻撃ではなく、グッドでストロングな、限界ギリギリの防御的な動きだった。それは明らかに少し異なるものだった」
「マックスはマックスだ。彼が成し遂げたことは彼のドライビングスタイルによるものだし、彼にはその部分を変える理由はない」
さらにノリスは、フェルスタッペンが攻撃的なスタイルを抑制すべきだという提案に対して反論を提示した。
「何も変わらないと思う」と彼は付け加えた。
「彼がどうするつもりなのか分からない。だから今の段階では、何か違うことを考えるようにしている。 いつもと同じだ。彼はまだ戦おうとするだろう。ポイントでさらに後れを取っているからね」
「というよりも、さらにファイトするだろう。だから推測したり、当てはめて考えるのは意味がない。トラック上で戦っている立場にある時、単に『彼は私にスペースをくれるだろう』と考えても、そうならない場合があり、その結果何かが起こる可能性があるからだ」
「他人の行動を推測したり、何をしようとしているのか考えたりするのは意味がない。彼はまだチャンピオンシップを争っている。彼はまだ、できる限りのレースで勝つことを目指しているんだ」
なお、F1カナダGPの初日を締めくくるFP2でノリスはラッセルに次ぐ2番手。フェルスタッペンは9番手だったが、2日目以降の改善次第ではコース上で3者が交える可能性もあるだろう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
アロンソ、アストンマーティンのレース戦略に怒り爆発「今度からストロールを真似しようかな……」
フォーミュラE撤退のマクラーレン、チーム買い取り先が見つからない? 今シーズン限りで消滅の可能性も
F1イギリスGP期間中にクラシックF1マシンからステアリングが盗まれる事件発生。警察は参考人の出頭求める。別件では3人のユーチューバーが一時逮捕
【F1分析】乾きゆく路面に大苦戦した角田裕毅……ペースが全く上がらず。攻めた低ダウンフォースのパッケージが二重苦に?
【MotoGP】欠場続いたホルヘ・マルティン、ついにMotoGPマシンでプライベートテストへ。7月9日にミサノで実施
怒りの声&同情の声多数! 1キロのトラック列に住民が激怒!? 一斉摘発でドライバー悲鳴…「路上荷待ち問題」 誰も得しない現状、課題は山積みか
この秋登場のホンダ新型プレリュードにタイプRあり!? 電動スポーツクーペの牙を研ぐか!
マツダが「“新”2ドアスポーツカー」発売へ! 史上最高額の「700万円モデル」は“匠”手仕上げ「2リッター高性能エンジン」搭載! 所有欲まで満たす「MSRロードスター」とは
日産「新型コンパクトセダン」まもなく登場! 「サニー後継機!?」は全長4.6m級の「ちょうどイイサイズ」×新“e-POWER”も搭載!? 2025年後半「新型セントラ」米国で発表に期待大
実はトヨタじゃなかった!? 日本初の“ターボ車”は45年前に登場した日産の高級セダンだった! ハイパワー時代の原点に迫る
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント