進化しながら、らしさを貫く新型フォレスター
フォレスターから、またフォレスターへ。私が新型へ乗り換えると決めた理由とは。
【画像】黒木美珠もお気に入り!6代目新型スバル・フォレスター 全198枚
新型スバル・フォレスターの登場をきっかけに、私は自身のフォレスターとの関係を改めて見つめ直しました。いまの生活を支えてくれている愛車から、次の一台として新型を選んだ理由をお伝えします。
いまやSUVはどのメーカーからも選び放題という時代。そのなかで新型スバル・フォレスターが持つ存在感は、『どれだけ変わったか』ではなく、『どれだけ変わらずにいられるか』に重きが置かれているように感じました。
シャープなフロントライトや、力強さや頼もしさを感じさせるボディラインは、確かに現代的にアップデートされているのに、どこかホッとするような、「あ、やっぱりフォレスターだ」という安心感のような空気がちゃんと残っているのです。
それはきっと、初代から一貫している『実直さ』や『道具としての信頼性』が、最新型にも脈々と息づいているからだと思います。
スバル車らしい低重心の安定した走りと、どんな道でも頼もしく進んでいけそうなAWDの走行性能は、しっかりと受け継がれ、正常進化しています。
そこに加わったのが、より洗練されて垢抜けたエクステリアデザインや、サイクリストにも対応する歩行者保護エアバッグ、そして進化した最新のアイサイトXといった先進安全装備です。
安全性と走りにこだわるスバルらしい姿勢は、今回も変わらず――いい意味で。一方で見た目も中身も確かに大きく進化しているのに、フォレスター特有の『芯の強さ』のようなものが残っているのです。
変わったけれど、変わりすぎてはいない。そのバランスが、なんだか嬉しく感じられました。
開発者に取材した際にも、『使う人のために、しっかり役に立つクルマでありたい』という想いが伝わってきました。どんなに新しくなっても、根底にある思想が変わらない。それが、新型フォレスターを見たときに私が強く感じたことでした。
フォレスターというキャラクター
現在、私の愛車は5代目のスバル・フォレスターSTIスポーツです。
それまでスバル車に乗った経験がなく、このモデルが人生初のスバルでした。ビックマイナーチェンジのタイミングで初めてステアリングを握ったときの感触は、今でもはっきり覚えています。クルマに詳しいわけではない当時の私でも、「あ、これまでのクルマとは違う」と感じるほど、骨格のしっかりした走りでした。
ステアリングを通して伝わる微細な手応えや、シートに座る体の下からじんわりと感じる『どっしり感』があり、4輪がしっかりと地面をとらえているのが肌でわかるような安心感がありました。
ちょうどその頃、私は新しい趣味としてサーフィンやスキーを始めたばかりで、季節ごとに自然と向き合う時間が増えていた時期でもありました。そんな新しいライフスタイルに寄り添ってくれる相棒がほしいと考えていた私にとって、この未来の愛車との出会いは、まさに絶妙なタイミングだったのだと思います。
フォレスターの魅力は、華やかさではなく、誠実さにあると感じています。
SUVというジャンルには、高級感や派手なデザインを前面に出すモデルも少なくありません。でも、このクルマはどこか控えめ。だからこそ、暮らしのなかでこそ真価を発揮してくれるような、『使ってわかる魅力』が詰まっています。
安全性と走りを何より優先する姿勢も、毎日の運転に安心をもたらしてくれます。
都会の混雑した道を静かに走る日もあれば、雪道を踏んでスキー場に向かう日もある。フォーマルな装いで大切な人を迎えに行く日もあれば、塩で汚れたボードを積んで帰る日もある。そんなふうに生活のなかで役割を変えながら、でもいつも変わらずそばにいてくれる。その姿勢に、私は信頼を寄せています。
愛着という言葉だけでは足りない、それ以上に『そばに居てほしい』と感じさせてくれる……。フォレスターは、いつの間にか、私の日常に欠かせない存在になっていました。
フォレスターから、次の一台へ
先ほど綴ったように、このクルマは私にとって、日常を共にしてきた大切な相棒です。2年3ヵ月、走行距離は6万キロを超えました。日々を地道に支えてくれる、そんな誠実な存在です。
だからこそ、新型の登場にすぐ飛びつくという気持ちにはなれず、乗り換えには少なからず迷いがありました。今のクルマに不満があったわけではありませんし、むしろよくできた一台だと思っています。
ただ、長距離を走る生活の中で唯一気になっていた『燃費』という課題に対し、今回は明確な解決策が用意されていました。それが、ストロングハイブリッド(S:HEV)の搭載です。
このS:HEV、実はひと足先にクロストレックで体験していました。
東京・恵比寿のスバル本社を出発し、無給油でどこまで行けるかという『ワンタンク旅』に挑戦。アップダウンが続く山陽道は決して燃費に優しい条件ではありませんでしたが、それでも平均燃費は19km/L台から最高値は23km/Lに達し、福岡県まで1100キロ弱を途中の給油なしで走り切ることができました。
そのとき感じたのは、燃費性能だけでなく、モーターの加速感やエンジンとの自然なつながり、そして『これならロングドライブも任せられる』という静かな信頼でした。
この体験があったからこそ、S:HEVが搭載された新型フォレスターに対する期待も、自分の中で自然と高まっていたのだと思います。あの時感じた手応えが、このクルマにも搭載されるなら……。そんな思いが、今回の決断を後押ししてくれました。
『新しさ』の中に『これまでの信頼感』がしっかりと息づいている。それを確信できたから、私は次の一台として、新型フォレスターを選びました。
人生のなかでクルマが担う役割は、人それぞれだと思います。でも私にとっては、信じて走れるかどうかがすべてです。新しい旅を始めるその瞬間、隣にいてほしいのは、やっぱりこのクルマでした。
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