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『プジョー408GTハイブリッド』短期集中レポート#3 絶妙な猫足の動き! ファーストドライブで発見した白眉

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『プジョー408GTハイブリッド』短期集中レポート#3 絶妙な猫足の動き! ファーストドライブで発見した白眉

効き方がちょうどよい回生ブレーキ

編集部のレポート車として導入されることになった、『プジョー408GTハイブリッド』。2ヵ月程度、短期集中で実際に使用した印象をレポートしている。

【画像】足まわりは絶妙な猫足!短期集中レポート中の『プジョー408GTハイブリッド』 全64枚

3回目にしてようやく走り始めるレポート車。まずは、都内から筆者の自宅がある静岡県東部まで約120kmを走ることになった。

押してから起動までひと呼吸あるエンジンスタートボタンを押し、動き出した408。ちなみにこのパワートレインは基本的に同じくひと呼吸あるので、何かしら理由があるのだろう。

センターコンソールにある小ぶりなシフトレバーは使いやすく、ドライブモード切り替えもブラインドタッチできるわかりやすい形状。その手前にはサイドブレーキのレバーがあるが、残念ながらオートホールドは装備されていない。

ハイブリッドということで、回生ブレーキも備わる。街中では効き方がちょうどよく、ワンペダルで使うほど強くないのも個人的に好きな部分だ。ちなみに強さ自体は選べないので、このフィーリングを好きになれるかは、408を選ぶ点で大きいかもしれない。

ステアリングにはシフトを切り替えるパドルがあり、シフトレバー横にはM=マニュアルモードへの切り替えスイッチもある。ドライブモードはエコ、ノーマル、スポーツの3種類で、スポーツではサウンドもスポーティ。このサウンド機能はオフにすることも可能だ。

第一印象は、想像以上によく走る

いくらハイブリッドとはいえ、このボディサイズで1.2Lと聞くと走りに不安を感じそうだが、現代では軽い部類となる車重1500kgということもあり、『想像以上によく走る』というのが第一印象だ。

ダウンサイジングターボらしく、ギアによっては回転が落ち込んだところからの立ち上がりにもどかしさこそあるが、逆にウィークポイントはその1点くらい。基本的にはトルク十分で、スポーツモードに切り替えてクルマに鞭を入れれば、結構速く走ってくれる。

ステランティス・グループ内で共用するこのパワートレインは実によくできていて、どれに乗っても基本的にはいい印象だ。中でも408はロングホイールベースの恩恵か高速道路で安定感があり、何よりも足まわりが絶品!

路面からの入力こそしっかり手応えがあるものの、そこからの処理が巧みで、車内に不快な感触を伝えることがない。足まわりの動きはしなやかで、ストロークが長くしっかりと動く印象。いわゆるプジョーらしい『猫足』であり、408の白眉と言える部分だ。

パワートレインや足まわりの良さは、ここ最近乗ってきたプジョーの中でも一番好みかもしれない。

『隠れた名車』という予感

また、小径ステアリングを使用したハンドリングも素晴らしいものだ。

単純に考えれば、ステアリングの切れ角に対しクルマの動きが大きいことが想像できるが、決してクイックすぎることはなく、そのあたりの塩梅は絶妙。よく動く足まわりとあいまって、気持ちよい走りを実現してくれる。

思い返せば、408が日本導入された初期に用意されたPHEVもかなり気に入っていて、以前のレポートで筆者はこんなことを書いていた。

『フロントがマクファーソンストラット、リアがトーションビームという足まわりが熟成されている証だろう。また、今回はスポーツモードを積極的に試したところ、エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドのパワフルかつシームレスな加速が、感動的に気持ちいいものだった!』

しかもレポート車であるハイブリッドはPHEVより240kgも軽いため、バランスという意味ではそれを超えてきた印象すらある。こう書くのは若干失礼かもしれないが、『隠れた名車』という予感もじわじわと湧いてくるのだ。

途中立ち寄ったサービスエリアで外から眺めていて、猫科のスタイリングを持つボディがしっかりと足を踏ん張っているように見えたのは、そういった印象があったからに違いない。そこで、これは長距離でしっかりテストせねば……という話は、次回のレポートで記したい。

(当レポートは毎週木曜日夕方更新予定です)

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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