F2第7戦のレース2がシルバーストン・サーキットで行なわれた。ローガン・サージェント(カーリン)がF2初勝利を挙げた。
レース2は、タイヤ交換義務のあるフィーチャーレース。サージェントがポールポジション、フレデリック・ベスティ(ARTグランプリ)が2番手に並んだ。
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ウエットコンディションとなったレース1で見事な走りを見せ、2位となった岩佐歩夢(DAMS)は6番手、レース1ではトラブルによりリタイアとなった佐藤万璃音(ヴィルトゥオーシ・レーシング)は18番手だ。
29周のレースがスタートすると、サージェントが首位をキープ。岩佐は良い蹴り出しを見せると、最内のラインでターン1へと入り4番手までポジションを上げた。
後方では、危険なクラッシュが発生。ロイ・ニッサニー(DAMS)との接触でコースオフしたデニス・ハウガー(プレマ)のマシンがランオフエリアを横切り、縁石に乗り上げてジャンプ。コース上を走っていたニッサニーのマシンに真横から当たってしまったのだ。ゾッとするクラッシュだったが、ドライバーはふたりとも無事だった。
この事故でセーフティカー(SC)が出動。2台の車両回収が済み、6周目にリスタートが切られた。
サージェントはファステストラップを叩き出しながらリードを拡大。DRSが使用可能となった8周目までに、2番手テオ・プルシェール(ARTグランプリ)に1.8秒の差をつけた。
ソフトタイヤでスタートしたマシンは、9周目終わりのタイミングから続々とピットイン。上位勢は、翌10周目に3番手のリアム・ローソン(カーリン)と岩佐がピットに飛び込み、ハードタイヤに交換した。
しかし、DAMSは岩佐の左リヤタイヤ交換に手間取ってしまう。これでピット前はすぐ目の前にいたローソンとの間に、4台も割って入られてしまった。
13周目までに、ソフトタイヤでスタートしたマシンはタイヤ交換義務を消化。首位のユーリ・ヴィップス(ハイテック)や5番手の佐藤を含め、ハードタイヤでスタートしたマシンがレースを引っ張る形となった。岩佐は、ピット作業を終えたマシンの中で10番目というポジションだ。
しばらくは、各車がタイヤをマネジメントしながら周回を重ね、静かな展開が続いた。動きが出たのは、ハードタイヤのマシンがピットに向かった23周目ごろからだ。
残り5周となった25周目には、全車がピッストストップ義務を消化。レース1ウイナーのジャック・ドゥーハン(ヴィルトゥオーシ・レーシング)は最後までピットを遅らせたドライバーのひとりだったが、岩佐と同じようにタイヤ交換に時間がかかってしまい、岩佐のひとつ後ろでコースに復帰した。
これでトップに戻ったサージェントだが、2番手プルシェールがDRS圏内に迫った。3番手争いはローソン対ベスティ、フェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)の三つ巴となった。
だがサージェントはスキを見せずにトップチェッカー。F2での初優勝を挙げた。2位はプルシェール。3位は、ポイントリーダーのドルゴビッチを抑えてローソンが獲得している。
岩佐は12位。DRSトレインの中でなかなかオーバーテイクできず、終盤はよりフレッシュなタイヤを履くドゥーハンなどにオーバーテイクを許した。レース前半は3位ローソンの後ろを走っていただけに、ピットストップでのタイムロスが痛恨のダメージとなった。
佐藤は15位でフィニッシュ。カラン・ウィリアムズ(トライデント)とバトルをしながらタイヤを保たせたが、ポイントには届かなかった。
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