FIA F2ラウンド5のフィーチャーレースが、スペインのバルセロナ・カタルニア・サーキットで行なわれた。優勝したのはラファエル・カマラ(インヴィクタ)で、宮田莉朋(ハイテック)は18位だった。
前日のスプリントレースを終えた時点で、スプリント2位のアルピーヌ育成ガブリエル・ミニ(MPモータースポーツ)がランキングトップで、同じく3位に入ったレッドブル育成のニコラ・ツォロフ(カンポス)がランキング2番手。37周+タイヤ交換義務ありで競われるフィーチャーレースのポールポジションは、予選最速タイムを記録したフェラーリ育成のカマラが獲得した。なお、宮田は予選のアクシデントで赤旗の原因となったことで、最後尾からのスタートを強いられた。
■山越陽悠、ナエルとの激しい優勝争いに敗れるも、嬉しいF3初表彰台の2位!|F3バルセロナ フィーチャーレース
フィーチャーレースで優勝を争いながら無念のリタイアに終わったモナコのリベンジを誓うカマラだったが、スタートでは2番グリッドのアレックス・ダン(ローディン)の先行を許してしまい、2番手に後退。3番手にはラファエル・ヴィラゴメス(VAR)が続いた。フォーメーションラップでストールしてピットレーンからのスタートとなっていたオリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ)がピットレーン出口でストップしたことで1周目からセーフティカーが出されると、4周目にリスタートが切られた。
ダンとカマラが僅差の首位争いを繰り広げる中、10周目にはミニがヴィラゴメスを交わして3番手浮上。そのヴィラゴメスが12周でピットへ向かうと、ダンは13周、ミニは14周でそれぞれタイヤ交換を行なうなど、上位陣も比較的早めに動きを見せた。
ダンを先頭とするピットイン組が、ステイアウト組後方のトラフィックに追いついてしまい、コース上でのオーバーテイクを次々強いられる中、カマラはレース後半に差し掛かってもステイアウトを続けた。ただもうタイヤがキツいのかカマラのペースも決して芳しくはなく、22周目にピットストップを行ないコースに復帰した時には、ダン、ミニ、ヴィラゴメスの後ろに回った。
これでトップ争いはダンとミニのアルピーヌ育成同門対決に。共にピンクのBWTカラーに塗られた2台はコース上でバトルを繰り広げたが、ダンが主導権を譲らなかった。
しかし、周りよりも10周近く若いフレッシュタイヤを履くカマラが終盤に本領発揮。まずヴィラゴメスを攻略して表彰台圏内の3番手に上がると、残り10周でミニを交わして2番手に。一気に首位のダンを射程圏に捉えた。そして残り8周目のターン1で難なくオーバーテイクし、レースリーダーとなった。
そしてカマラと同じく、“引っ張り戦略”を活かしてフレッシュタイヤで追い上げていたのが5番手スタートのツォロフ。残り5周でミニ、残り3周でダンを交わして2番手に上がった。
その頃カマラはすでに独走態勢に入っており、後続に10秒近い差をつけてトップチェッカー。昨シーズンのFIA F3王者がF2初優勝を成し遂げた。2位はツォロフでポイントリーダーに浮上、3位はダンだった。
宮田は最後尾スタートからなかなか見せ場を作れず、18位でフィニッシュ。今季4度目のフィーチャーレース入賞とはならなかった。
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