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【倍返し】Nボックス販売、前月首位のタントの2倍 2020年の「軽」はどうなる?

12月 日産だけ増

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

【画像】2019年に登場 話題となった「軽」 全176枚

全国軽自動車協会連合会がまとめた2019年12月の軽自動車の国内新車販売台数(速報値)は、前年同月比13.7%減の11万7924台と3か月連続でのマイナスを記録した。

これで2019年度(1~12月)の新車販売の成績は、前年比0.7%減の191万346台と3年ぶりに減少に転じた。

12月期のブランド別新車販売台数では、日産自動車が前年同月比2.6%増の1万3074台と唯一プラスを記録したものの、それ以外はすべてマイナス。

ただし、スズキは同6.4%減の3万9301台に収めて2か月ぶりのシェアトップにつく。

前月首位のダイハツは同21.1%減の3万5366台と落ち込み、第2位に陥落。また、ホンダは電動パーキングブレーキの不具合でNワゴンの生産を一時停止している影響もあって同19.0%減の2万1549台と2桁減となった。

2020年の展望

一方、2019年度で見ると、ダイハツが前年比0.6%増の61万5240台を達成して2年連続でのトップとなり、最大のライバルのスズキは同2.2%減の57万3986台で第2位に甘んじた。

軽自動車の新車販売動向について業界団体の関係者は、「2019年度で見ると、9月までは前年実績を超える台数を記録していたものの、10月以降は大型台風の影響や消費税増税の一定程度の反動減があらわれ、結果的に3年ぶりの前年割れとなった」と解説。

2020年の展開については、「スズキのハスラー、日産と三菱自動車の新型スーパーハイトワゴンなど、人気を集めそうな新型車が年初に相次いで発売される予定なので、販売台数が上向く見込みは十分にある。一方、消費税増税に伴う市場の節約志向がどれくらい影響してくるかは注視していく必要がある」と分析した。

11月トップのタントは?

12月期の軽自動車の車名別ランキングでは、ホンダNボックスが前年同月比1.6%増の1万6865台を達成して2か月ぶりの首位に返り咲く。

続く第2位には同1.0%増の1万2270台を達成したスズキ・スペーシアが、第3位には同0.9%減ながら1万105台を記録した日産デイズが、それぞれ1ランクアップで位置。

前月トップのダイハツ・タントは、同17.6%減の8081台と息切れして第4位に陥落した。

ちなみに、登録車と合わせた車名別ランキングでは、ホンダNボックス、スズキ・スペーシア、日産デイズ、トヨタ・カローラ、トヨタ・ライズの順になり、トップ3を2か月連続で軽自動車が占めた。

2019年 やっぱりNボックスが首位

2019年度の車名別ランキングを見ていこう。首位に立ったのはホンダNボックスで、前年比4.8%増の25万3500台を記録して5年連続でのトップ、しかもホンダ車過去最高の暦年販売台数を達成する。

続く第2位には、同28.4%増の17万5292台を成し遂げたダイハツ・タントが前年の4位から浮上。また、第3位には同9.4%増の16万6389台でスズキ・スペーシアが、第4位には同11.3%増の15万7439台で日産デイズが入った。

一方、登録車を含めた2019年度の車名別ランキングではホンダNボックスが3年連続での首位となり、第2位から第4位までは軽自動車のダイハツ・タント、スズキ・スペーシア、日産デイズの順で続く。

登録車でトップのトヨタ・プリウスは第5位に位置。軽自動車のダイハツ・ムーヴを第6位に挟んで、第7位から第10位までは日産ノート、トヨタ・シエンタ、トヨタ・カローラ、トヨタ・アクアの順となった。

トップ10を一覧すると、軽自動車が5車種で、登録車が5車種。昨年は軽自動車が7車種だったので、消費税増税時に配慮された登録車、とくにマイナーチェンジを含む新型の登録車の健闘が光る結果となった。

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