車載リアビューカメラでステージ撮影、大型スクリーンに映像配信へ…『ポールスター』が英音楽フェス「SXSW」で披露

スウェーデンのEVメーカー、ポールスターは、6月2日から7日まで英国で開催される「SXSW ロンドン」に参加する。SXSW ロンドンはショーディッチの25会場で開催され、テクノロジー、映像、音楽、クリエイティブ分野の世界最高のイノベーターが集結する。

ポールスターは革新的な展示を行う。新型電動SUV『ポールスター4』のルーフマウント式リアビューカメラでポールスター・パフォーマンス・ステージを撮影し、アーティストの背後にある大型スクリーンに映像を配信する。

イーライズ・ヤードに展示されるポールスター4は、リアウィンドウを廃止してデジタルリアビューミラーを採用したSUVクーペで、来場者が実際に体験できる。このシステムにより、ドライバーは比類のない視野の広さと後方視界の明瞭さを得られる。

ポールスター・パフォーマンス・ステージでは、SXSWとポールスターのチームが厳選した新進アーティストによる10回の音楽コンサートが開催される。

ポールスターは「プラネット・アンド・エナジー」スピーカートラックのスポンサーを務め、2025年にアウディから移籍したUI/UX責任者のシド・オデドラ氏が「より人間的なアプローチがテクノロジーを善の力として復活させる方法」について基調講演を行う。オデドラ氏はロボティクスの博士号を持ち、自動車、テクノロジー、ファッション、エンターテインメント分野での経験を有する。

また、ポールスターのサステナビリティ・アドボカシー・リーダーのエレン・ブルーメ氏が「サステナビリティのキャンセル」パネルに参加し、気候懐疑論について議論する。

さらに、イベント開始までの期間、ポールスターはロンドン市内に限定数のポールスター・ミニカーを隠す。発見者にはフェスティバルのプラチナチケットが贈られ、全プログラムへのアクセスが可能となる。場所のヒントはイベント開催前にポールスターのインスタグラムアカウントで公開される。