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最高出力680PS、最大トルクは1020Nm!メルセデス・ベンツがマッチョなスポーツセダン「AMG C 63 S E PERFORMANCE」を発売

掲載 更新 12
最高出力680PS、最大トルクは1020Nm!メルセデス・ベンツがマッチョなスポーツセダン「AMG C 63 S E PERFORMANCE」を発売

メルセデス・ベンツ日本は、ベストセラーモデルCクラスセダンのスポーツモデルとして「メルセデスAMG C 63 S E PERFORMANCE」(以下、C 63 S E)を追加し発売する。

Cクラスは1982年に「190クラス」として登場以来、動力性能や快適性、安全性などあらゆる面において常にセグメントのベンチマークとされているモデル。2014年から販売している先代Cクラスは、セダンとステーションワゴンを合わせて、日本で累計約10万台以上を販売し、2015年から2019年まで、年間のセグメントナンバー1を達成し、数々の賞を受賞するなど、多くのユーザーに高い評価を得てきた。

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現行Cクラスはサポートの精度を高めた安全運転支援システム、直感的な操作設定が可能な縦型の大型センターディスプレイ、直感的な行先案内が可能なAR ナビゲーション、利便性が高い生体認証によるシートポジション等の設定など、フラッグシップモデルである新型Sクラス譲りの新技術を多数採用している。また、エクステリアとインテリアのデザインにも新型Sクラス譲りの要素を取り入れながら、随所にCクラスらしいスポーティさも表現した。さらに全ラインアップを電動化とした。

エクステリアデザイン

C 63 S Eは、より筋肉質なプロポーションのメルセデスベンツCクラスから大幅に変更され、外形寸法は同モデルのものとはかなり異なる。フロントデザインは、80mmワイドなフロントフェンダー、エアアウトレットを配したボンネット、ハイグロスクロームの縦ルーバーを備えたAMG専用フロントグリル、ジェットウィングデザインのAMGフロントエプロン、サメの尖った鼻先を想わせる前傾したフロントエンドを採用し、メルセデスAMG のパフォーマンスモデルであることを明確に主張し、アグレッシブな表情を形成している。

サイドは、メルセデス・ベンツCクラスから全長を80mm、ホイールベースを10mm拡大し、フロントフェンダーにC 63 S E専用の「TURBO E PERFORMANCE」サイドエンブレムが入り、20インチAMGアルミホイール(鍛造)やワイドなマットクロームのサイドスカートを採用した事で筋肉質で引き締まったプロポーションに仕上げている。

リアエンドには、パフォーマンスハイブリッドを示す赤く縁取られた「C 63 S」のエンブレム、ボディ同色のAMGスポイラーリップ、ハイグロスブラックとマットクロームのコントラストが鮮烈なリアエプロン、2つの台形のデュアルテールパイプがデザインを引き締める。

インテリアデザイン

インテリアデザインについてもSクラスの要素を取り入れながら、Cクラスらしいスポーティさを加えています。ダッシュボードは上下2つの部分に分かれている。上部は翼のような形状に、航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の新デザインの角型エアアウトレットが配置されており、さらにARTICOの表皮を施すことにより、スポーティかつ上質なインテリアを演出。下部には大きなインテリアトリムがあしらわれており、センターコンソールからダッシュボードへと途切れなく続いている。

また、ドライバーを重視することでスポーツ感を強調すべく、ダッシュボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度、ドライバー側に傾けた新しいデザインが採用されている。運転席に備わる12.3インチの大型コックピットディスプレイは、自立型でダッシュボード上部と大きなインテリアトリムの手前に浮かんでいるように見える。コックピットディスプレイとメディアディスプレイは4つのスタイル(ジェントル、スポーティ、クラシック、Supersport)と3つのモード(ナビゲーション、アシスタンス、サービス)の中から選択することでカスタマイズすることが可能となっている。

グリップが太く上質なナッパレザーを使ったAMGパフォーマンスステアリングを採用しステアリングを離さずにメニューやMBUXの各機能を操作できるマルチファンクションステアリング機能はもちろんの事、AMG専用のドライブコントロールスイッチを備えている。

シートは、サポート性に優れサーキットでのスポーツ走行時でも安定したドライビングポジションを維持できる一方で、長時間のドライビングでも疲れにくい快適性も兼ね備えたAMG専用本革(ナッパレザー)スポーツシートを標準装備。また、ホールド性を高めた、新デザインのAMGパフォーマンスシートをオプション装備としてご用意している。

シートの調整スイッチやドアハンドルが配置されたフロントドアのブラックパネルは、エッジがクローム仕上げとなり、ドア表面から浮き上がるようなデザインとなっており、アンビエントライトの照明による上質感を演出。室内を彩るアンビエントライトも64色から選択、また、単色の発光に加えて色の連続変化が可能。前席にはAMGロゴ入りのイルミネーテッドステップカバーが備わり、乗降時の演出となっている。

パワートレイン

C 63 S E の駆動システムは、2.0L4気筒ターボエンジンに交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(6.1kWh)、それにAMG のパフォーマンス志向連続トルク可変配分四輪駆動システムの4MATIC+を組み合わせたもので、2.0L4気筒ターボエンジンと電気モーターの組み合わせによりシステム出力500kW(680PS)、最大システムトルク1,020Nmを発生する。また、0-100km/h加速はわずか3.4秒。

定格出力80kW、ピーク出力150kW(最大10 秒間)の交流同期モーターはリアアクスルに搭載されており、電動シフト式2速トランスミッションおよび電子制御式リミテッド・スリップ・デフとともにコンパクトなエレクトリックドライブユニット(EDU)にまとめられて、P3ハイブリッド(変速機内あるいは変速機よりも下流に電気モーターを置く)と呼ばれるレイアウトとなっている。軽量の高性能バッテリーはリアアクスル上方に搭載されている。

C 63 S E に搭載されるハイパフォーマンスバッテリー容量は6.1kWhで、定格出力80kW、最高出力150kW(10秒間)を発揮。このバッテリーは、航続距離を最大化することより、速やかな放電と充電を行えることを重点に設計されたものだが、EV 走行可能距離も15km(WLTC モード一充電走行距離)と実用的なレベルを確保しており、例えば深夜や早朝の住宅地などでは静かに排出ガスを出さずに走行することができる。また、充電は交流充電による3.7kW対応となっている。

【メーカー希望小売価格】

16,600,000円(税込)

関連情報:https://www.mercedes-benz.co.jp/

構成/土屋嘉久

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みんなのコメント

12件
  • 小ベンツと揶揄される方々、そもそも買えない妬みにしか聞こえない、良さは所有した人にしかわからんし、大きな車体が良いかと言えば1番売れているのはAである。どのシリーズも持てば分かる所有感。
  • 1660万は安いけど、エンジン2リットル4気筒じゃ
    売れないだろうな~
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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