GRカローラのマフラーが気になる
2022年4月1日に世界初公開となったGRカローラ。
【画像】GRのホットハッチがアツい【GRカローラとGRヤリスを比較】 全168枚
スープラ、ヤリス、86に続く4車種目ということになり、1.6Lの排気量から304psを絞り出し、四輪を駆動するとのことで、タイミング的にエイプリルフールのネタかと思いきや、冗談ではなく本当にリリースされるモデルということだ。
そんなGRカローラの詳細についてはすでに報じているため、気になる方はそちらを参照いただきたいが、このGRカローラのスタイルの中でも特徴的なものが、変則的な3本出しとなったマフラーではないだろうか。
同じエンジンを搭載すると言われているGRヤリスは左右2本出しのマフラーを採用しているが、GRカローラにおいては左右2本出しに加えてセンターにも1本という3本出しマフラーを採用しているのである。
詳細なレイアウトについては公開されていないが、バルブ付き3本出しマフラーを採用することで排圧低減と消音性能を両立させたと書いてあるところをみると、見た目のインパクトだけではなく、しっかり考えて作られたものであることが分かるのだが、やはり見た目の斬新さもかなりのものだ。
そこで今回は、純正でありながら個性的なレイアウトを持ったマフラーを装着していた車種を新旧取り揃えてご紹介していきたい。
3本出しマフラーはほかにも……
国産ハイパフォーマンスモデルの純正3本出しマフラーと言えば、昨年まで販売されていたFK8型ホンダ・シビック・タイプRが思い浮かぶところだろう。
このマフラー、見た目は3本出しとなっているが、メインで排気をしているのは左右の2本のテールパイプであり、中央のものは低回転域では左右のマイプと合わせてトータルの開口面積を増やして音圧を向上させ、高回転域では負圧効果で不快なこもり音を低減するという凝ったものだったのだ。
続いてはレクサスがリリースしたスーパースポーツ、LFA。
日本車としては初のV10エンジンを搭載し、600psに迫るパワーや官能的なサウンドなどが世界でも高い評価を集めた1台だが、このモデルには逆三角形に配置された3本出しマフラーが備わっている。
これはF1のエンジンサウンドを再現するために試行錯誤を繰り返して作り上げられたものであり、神戸製鋼のマフラー用耐熱チタン合金が採用されるこだわり抜いたものとなっていた。
最後にご紹介するのはなんと軽自動車。
1989年に登場し、量産車としては初の5バルブエンジンを搭載したことでも話題となった三菱ミニカ・ダンガンZZこそがその1台だ。
ダンガンZZは通常のミニカと同じく右側にマフラー出口があるが、そこに3本並んだ排気口が備わっている。
これはただのマフラーカッターではなく、しっかりタイコ部分から3本のパイプがのびていて本当に3本出しとなっていたのである。
スーパーカーは個性派ぞろい
スーパーカーの3本出しといえばマクラーレン・セナやランボルギーニ・アヴェンタドールSなどが知られるところだが、さらに個性的なマフラーといえば、マクラーレン765LTではないだろうか。
このモデルのマフラー位置はリアのナンバープレートの真上、テールランプの間に位置しており、その本数も4本が横並びと、1度見たら忘れられないインパクトのあるものとなっている。
また、イタリアのスーパーカーメーカーであるパガーニがリリースしていたゾンダやその後継車種であるウアイラも同様にテールランプの間にマフラーの出口をレイアウトしている。
ただしこちらは同じ4本出しでも四角形に配置されたものとなっており、まるでミサイルでも射出されるのではないかと思えてしまうデザインとなっているのだ。
そんなスーパーカーのマフラーのある意味完成形ともいえるのが、マクラーレン600LTかもしれない。このモデルではマフラーはリアのエンジンフードから斜め後ろに出ているのである。
これはフラットフロアを実現するために邪魔になるマフラーを上側にレイアウトした結果なのだが、「マフラーの排圧によってダウンフォースを稼いでいる」といわれても信じてしまうほどだ。
このように性能だけではなく、個性をアピールする手段としても有効なマフラー。
電動化が進むことで減っていってしまうものかもしれないが、まだまだ個性的なマフラーを見てみたいものである。
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