ビニャーレス、スプリントと決勝レースを欠場。痛み続く左肩の回復に専念へ／第18戦インドネシアGP

　10月4日、ロードレース世界選手権 MotoGPクラスに参戦しているレッドブルKTMテック3は、マーベリック・ビニャーレスが左肩の回復に専念するため、第18戦インドネシアGPのスプリントレースと決勝レースを欠場することを発表した。

　ビニャーレスは、7月12日に開催された第11戦ドイツGPの予選Q2において、最初のアタックラップの4コーナーでハイサイドを喫して転倒。このクラッシュの際に左肩骨折と靭帯損傷の怪我を負ったビニャーレスは、同大会のスプリントおよび決勝レースと次戦の第12戦チェコGP欠場することを余儀なくされた。

　約4週間のサマーブレイクを経て、ビニャーレスは第13戦オーストリアGPで復帰を果たす。だが、左肩の痛みを押してのエントリーということもあり、予選まで走ったもののスプリントと決勝レースへの参加を断念し、さらに第14戦ハンガリーも欠場。第15戦カタルーニャGPで再び復帰したが、その後も左肩の違和感や痛みに悩まされていた。

　そして、10月3～5日にかけてマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催されているインドネシアGPにもエントリーする。しかし、大会2日目の予選終了後、チームはビニャーレスが土曜日午後のスプリントと日曜日の決勝レースを欠場することを発表。予選まで走行を続けたビニャーレスだったが、左肩の回復を優先して療養に専念することを決断した。

https://twitter.com/Tech3Racing/status/1974340091343745390

[オートスポーツweb 2025年10月04日]