グレシーニのマルク・マルケスは、MotoGPアラゴンGPで完璧なレースを見せ、ドゥカティ陣営移籍後、初の決勝レース優勝を達成。これは実に1043日ぶりの勝利だったが、マルケス一家にとっては喜んでばかりもいられない一日となった。
彼の弟であり、チームメイトのアレックス・マルケスが、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)との激しいクラッシュでリタイアになったからだ。
■マルケス、ついに掴んだ3年ぶり勝利に感無量「苦しい時期を支えてくれた人達のことを最初に考えた」
アレックス・マルケスは3番手を走行しており、ドイツGP以来2度目となる兄弟で表彰台に上がるチャンスでもあったが、それ以上にそのクラッシュ自体が物議を醸す結果となったのだ。
アレックス・マルケスは残り6周のターン12でラインを外し、膨らんでしまった。そこに追い上げてきたバニャイヤが急接近。アレックス・マルケスはレーシングラインに戻りバトルを続けようとしたが、バニャイヤは彼を外側からオーバーテイクしようとした。そしてふたりは接触、転倒リタイアに終わった。
アレックス・マルケスのバイクがバニャイヤの上に乗り上げる、ショッキングなクラッシュとなったこともあり、この事故は多くの議論を呼んだ。バニャイヤは、データ上、アレックス・マルケスが接触した後に加速したとして非難し、アレックス・マルケスは事故の状況と自身の視界を考えれば、避けられるのはバニャイヤの方だったと主張した。
クラッシュが意図的なものだったのではないかという疑惑が持ち上がったのに対し、アレックス・マルケスは月曜日に声明を発表。他のライダーとわざと衝突するようなことは決して起こさないこと、そしてこの種の疑惑を容認しないことを再確認した。
レース後は多くのライダーがこの事故について言及しており、もちろんマルク・マルケスもそのひとりだ。レース後にバイクを降り、ホルヘ・マルティン(プラマック)、ペドロ・アコスタ(GASGAS)とともに表彰式の開始を待っていた彼は、控室でクラッシュの映像を目の当たりにした。そこで彼が最初に考えたのは、弟にはバニャイヤが見えていなかったのだろうということだった。
マルク・マルケスはクラッシュについて「『彼は行ってしまった。バイバイ』という感じだったんだろう」と語った。
「僕の弟は彼が見えていなかった。不可能だ。バイクを傾けている時、外側にいるライダーを見るのはすごく難しいんだ」
レース後の記者会見でもこのクラッシュに言及したマルク・マルケスは、このクラッシュは不運な面が大きいとしながらも、来季のチームメイトになるバニャイヤが楽観的すぎた側面もあると考えている。
「アレックスは(ターン12で)ロングになってしまった。彼はコース上にいたけど、次の右コーナーに差し掛かった時、ペッコ(バニャイヤ)がそこにいるとは思っていなかった。ペッコは楽観的で、アウトからオーバーテイクしようとした。汚れたラインを使うとリスクが高くなるから、彼はクリーンなラインを使おうとした。この状況ではとても不運だったと思う」
一方、マルティンはアレックス・マルケスがそれ以上内側のラインを走ることはできなかったと説明。アコスタもまたあの場面でのアレックス・マルケスの視界について説明した。
「イン側で、コーナーに向けてバイクを倒している時、アウト側にいる人を見るのは難しい。僕はふたりとも相手が見えていなかったと思う」
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みんなのコメント
再生動画を見ながら
誰もマルクと目を合わさない
とこが味わい深い