トロリーバスの後継として
BYDの商用車部門を担当するビーワイディージャパンから立山黒部アルペンルートに納車されたBYDの大型電気バス「K8」が、2025年4月15日から「立山トンネル電気バス」として運行を開始している。
BYDのBEV第4弾はエレガントな外観が特徴のクロスオーバーSUV「シーライオン7」
【画像8枚】活躍する大型バスK8の様子を見る
また運行初日には、日本国内でBYDの乗用車部門を担当するBYD Auto Japanが、同日に発表・発売した電気自動車(EV)「BYD SEALION(シーライオン)7」による特別見学ツアーも実施された。
BYD K8と立山黒部アルペンルート
立山黒部アルペンルートとは、標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫通する、世界有数の山岳観光ルート。総距離は37.2km、その多くの区間が中部山岳国立公園の中にある。「室堂駅(標高:2,450m)」から「大観峰駅(同:2,316m)」までの3.7kmの区間は「立山トンネル」と呼ばれる。
同区間では1971年4月にディーゼルバスが運行を開始、1996年には、クリーンな電気で走るトロリーバス(無軌条電車)に切り替えられたが、2024年11月30日15時発の最終便を以って終了、日本でも最後のトロリーバスとしての役目を終えた。
そしてトロリーバスの後継として導入されたのが、BYDの大型電気バスK8というわけである。BYDの商用車部門は2024年秋、同ルートを運営する立山黒部貫光株式会社に、計8台のK8を納入。
K8は、輸送需要の多い大都市圏に適するという全幅2.5m、全長10.5mクラスのボディサイズを持ち、乗降性や車内移動のし易さ(安全性)に有利とされるフルフラットフロアや、効率の良い車室レイアウトを実現するというインホイールモーターなどを採用。駆動用バッテリーには、発火の恐れがないというBYD独自のブレードバッテリーが採用されている。
このK8が活躍する舞台「室堂駅」には、富山県側の出発地である「立山駅」から立山ケーブルカーで「美女平駅」まで登り、そこから先が立山高原バスとなる。全線開通日から初夏までの期間には、切り立った雪の壁(雪の大谷:2025年開通時の高さ16m)を車窓から眺めることができ、そこを歩くイベントも実施されるという。
BYDシーライオン7による往復1,200kmの旅
BYDでは、今回の運行開始を記念し、同バスを運営する立山黒部貫光株式会社の協力の下、大型電気バスK8の活躍の様子を、BAJが販売する最新モデル・シーライオン7で見学する特別ツアーを企画・実施した。
シーライオン7には、後輪駆動と四輪駆動の2モデルがあり、一充電走行距離はそれぞれ540kmと590km。距離だけを見れば、出発地・横浜と目的地・立山までの片道450km(東名~圏央道~中央道~上信越道)を充電無しで走破できる余裕はあるが、往路では、BYDが誇る受電性能の高さを確かめようということで、高速道ならびに一般道に設置された90kW/150kW級の大出力充電体験を行いながら立山を目指したという。
シーライオン7にはバッテリー充電予熱機能が採用されている。特にEVが不得意とされる寒冷地などでの受電能力を最適化するため、あらかじめバッテリーを温めて最高のコンディションにすることで、より優れた受電能力を発揮できるようになったと、BYDでは説明している。
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みんなのコメント
全長8Mがおかしい!
最低18M基準だけど!
車幅2.6Mがおかしい!
最低3.6M基準だけど!
もう日本メーカーじゃダメなんだろうな。