TOM'SがSNSを更新し、28日(土)に鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーフォーミュラ第8戦で大クラッシュを喫し、脳震盪の症状が認められたため入院していた笹原右京が、退院したことを報告した。
スーパーフォーミュラの第8戦決勝レースの5周目、VANTELIN TEAM TOM’Sの笹原は、ポジションを争っていたTCS NAKAJIMA RACINGの大津弘樹と130Rで接触。笹原のマシンはデブリキャッチフェンスに激突すると、モノコックとエンジンが分裂してしまうほど激しく破損し、さらにモノコックは笹原を乗せたままデブリキャッチフェンスを乗り越え、立体交差下まで転がり落ちてしまった。
■“孤独感”と戦い、スーパーフォーミュラ王座を勝ち得た宮田莉朋。来る海外挑戦に向けても意気込み「日本のレベルを証明するため、外国人相手にもナメられてはいけない」
笹原はマシンから救出されたが、脳震盪の症状が認められたため病院に搬送。意識はある状態だったが、「非常に強い衝撃があったため」ひと晩入院することになった。
ドクターストップが出されたため第9戦は欠場することになった笹原だが、TOM'SがSNSを29日(日)夜遅くに更新し、退院し自宅に戻ったことを報告した。TOM'S曰く、今後笹原は改めて精密検査を受ける予定だという。
「36号車笹原右京ですが、本日退院の許可が出ましたので自宅に戻りました。『体調は順調に回復している』と本人から聞いていますが、念の為改めて再度精密検査を受ける予定です」
TOM'Sのプレスリリースにはそう記載されている。
なお1週間後にはモビリティリゾートもてぎでのスーパーGT最終戦が予定されており、笹原はジュリアーノ・アレジと共に37号車Deloitte TOM'S GR Supraを走らせる予定になっている。このレースに出場できるかどうかは、精密検査の結果次第ということになるだろう。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?