デザインはコンセントをそのまま踏襲か
フォルクスワーゲンは、次世代の主力モデルとなる新型EV『ID.2』の公道テスト走行を開始した。デザインを隠すためのカモフラージュを施したプロトタイプが欧州で目撃されている。
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ドイツのニュルブルクリンク・サーキット近くで撮影されたプロトタイプは、目立たないようにポロのボディパネルを装着していた。しかし、短いフロントオーバーハング、特徴的なフロントエンド、小型のリアライト、トランクリップの下部にある偽のドアリリースなど、その正体を裏付けるディテールがいくつか見受けられる。
これらの特徴やサイズから、2023年に公開されたコンセプトカー『ID.2all』の量産バージョンと予想されている。フォルクスワーゲンのデザイン責任者であるアンドレアス・ミント氏は以前、AUTOCARの取材に対して、コンセプトカーのデザインとサイズをできる限り量産車に引き継ぐ方針を示していた。
ミント氏はまた、「コンセプトよりもさらに良くなりました。このデザインがとても気に入っています」と語っていた。
プロトタイプの写真からは、インテリアも一部明らかになっている。たとえば、ID.2allコンセプトにはフラットボトムのステアリングホイールが採用されていたが、量産バージョンも同様のステアリングホイールを採用するようだ。小型の『ID.Every1』コンセプトともよく似ており、同じようなレイアウトとなる可能性が高い。
新型ID.2は来年発売予定で、価格は未確定だが、約2万2000ポンド(約430万円)となる見込みだ。
ID.2はMEBプラットフォームの短縮版をベースとし、フロントにシングルモーターを搭載し、最高出力226psを発生。バッテリーは38kWhと56kWhの2種類から選択可能で、後者は約450kmの航続距離を実現する。フォルクスワーゲンの発表によると、56kWhバッテリーは最大125kWの充電速度に対応し、10%から80%までわずか20分で充電できるという。
高性能の『GTI』モデルも開発中だ。2027年に生産開始予定で、GTI専用の走行サウンドやガジェットを搭載するが、ヒョンデ・アイオニック5 Nのような疑似的なギアチェンジ機能は採用しない。詳細はまだ不明だが、技術責任者であるトーマス・シェーファー氏は、単なるパワーよりも「ゴーカート」のようなハンドリングと楽しさを優先すると述べている。
ID.2の生産は、フォルクスワーゲン・グループの4車種の兄弟車とともに、スペインのマルトレル工場で行われる予定だ。
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