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【良い部分の詰め合わせ】ジャガーFペイス D300スポーツ 3.0Lディーゼルに試乗

Fペイスのベストアルバム仕様

text:Tom Morgan(トム・モーガン)

【画像】ジャガーFペースとライバルSUV 全175枚

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)


いうなれば年末に登場するグレイテスト・ヒッツ。従来の売れ筋グレードに新しい要素を追加して、人気降下を食い止める狙いがあるのだろう。そんなマイナーチェンジを受けたFペイスが、D300とP300スポーツだ。

人気の装備が標準で付いてくる。ラグジュアリーSUVを検討している顧客へ、ジャガー製のスポーティなFペイスがしっかりと目にとまるように、見た目のアップデートも加えられている。

エンジンはP300の4気筒ガソリンターボか、D300の6気筒ディーゼルターボが選べるが、どちらも最高出力は302ps。今回試乗するのは、英国の道では初試乗となるV6ディーゼルのD300。

ツインターボのおかげで最大トルクは71.2kg-mと強力。トランスミッションは8速ATで、後輪駆動ベースの4輪駆動となる。

英国での価格は約5万5000ポンド(770万円)で、よりパワフルなアウディSQ5と悩むこともできる。標準モデルに8430ポンド(118万円)相当の追加装備が施されており、ジャガーはFペイスの方がお値打ちだと主張している。

追加装備の内容は、タッチプロ・ナビゲーションを含むインフォテイメント・システムに、前面モニターとなるデジタルメーター、ヒーター内臓のパワーシート、英国高級オーディオメーカーのメリディアン社製サウンドシステムとパノラミックサンルーフなど。

インフォテイメント・システムは、初めてアップル・カープレイとアンドロイド・オートにも対応。アルミホイールは20インチから22インチへとインチアップされ、ボディトリムも専用品をまとう。

乗り心地の良さと高い運動性能の両立

タイヤは2019年モデルから採用された低転がり抵抗タイプ。エンジンのラインナップは変更せずに、二酸化炭素の排出量を減らすことが目的だ。

300スポーツというエンブレムの数は余るほど。フロントグリルとリアバンパーだけでなく、サイドシルカバーやフロントシートのヘッドレストにもロゴが入っている。シートやダッシュボードにあしらわれた鮮やかな黄色のステッチは、このグレードのテーマカラーでもある。

インテリア全体のデザインは、フェイスリフトを受ける前と大差ない。JLR製ナビは少々使いにくいし、正確性でも今ひとつだから、スマートフォンとの連携はありがたい。筆者は以前、目的地を入力したら、高速道路の広い中央分離帯へ誘導されそうになったことが一度あった。

インテリアはプレミアムSUVの上級側にある。だがメルセデス・ベンツやBMWのものと比べると、素材の質感ではやや劣っているように感じる。

何よりジャガーFペイスが優れているのは、乗り心地の良さと機敏な運動性能の高次元での両立。それはフェイスリフト後でも変わりない。

この300スポーツは22インチのホイールが標準装備で、荒れた路面を滑らかに処理するのは少々手を焼くかもしれない。日常的な快適性を求めるのなら、ルックスは少し我慢して、小さい20インチホイールのオプションを選んだ方が良いだろう。

運転を楽しめるような道に一度出れば、そんな事も忘れさせてくれる。FペースはSUVらしい落ち着いた高速クルージングと、サルーンのような機敏なコーナリング性能を融合させている。

最も運転の楽しめるSUVの1つ

4輪駆動システムは前後の駆動力を調整し、それなりの大きなボディに、ドライバーのお尻付近を軸に向きを変えるような回頭性を叶えている。よりスポーティさを強調するライバルモデルより、操縦する楽しさは高い。

高性能なSVR仕様も存在するが、6気筒ディーゼルもパフォーマンス重視のFペイスらしい。71.2kg-mの最大トルクは1500rpmから湧出。必要に応じて素早くシフトダウンする8速ATと相まって、追い越しや高速道路の合流などは造作ない。

ガソリン版のP300と比較するとわずかに遅いものの、0-100km/h加速の時間は6.4秒。車重が2t近いSUVにしては不満のないダッシュ力だろう。

特に急き立てず、普通に流している時の洗練性も良好。始動時は少しぎやかだが、温まればすぐに4気筒のインジニウム・ユニットに相応しいスムーズな回転に落ち着く。

2016年にジャガーFペイスを試乗した時、6気筒ディーゼルは最良の組合せだと感じた。それは今でも同様。洗練されているうえに、追い越しなど必要な時に充分なパワーを提供してくれる。しかも同等のガソリンエンジンよりランニングコストは優れている。

改良を受けたインテリアは、ドイツ・ブランドのライバルを超えるには物足りない。300スポーツに追加された機能が、その価格に十分な内容と呼ぶにも少々の疑問は残る。特注のSVRの領域に迫るほど、数多くのオプションリストは残されたままでもある。

しかし冷静になってライバルと比べれば、Fペイスの有利さも見えてくる。最も運転の楽しめるSUVの1つということには変わりないのだから。

ジャガーFペイス D300スポーツのスペック

価格:5万4990ポンド(679万円)
全長:4746mm
全幅:1936mm
全高:1652mm
最高速度:241km/h
0-100km/h加速:6.4秒
燃費:12.4-13.4km/L
CO2排出量:-
乾燥重量:1954kg
パワートレイン:V型6気筒2998ccツインターボチャージャー
使用燃料:軽油
最高出力:302ps/4000rpm
最大トルク:71.2kg-m/1500-1750rpm
ギアボックス:8速オートマティック

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