ヴィンテージ界の重鎮、ベルベルジン藤原裕をクリエイティブディレクターに迎え、名門ビッグ ヤンクが新章を開いた。注目のファーストコレクションをGQ SHOPで展開する。
ビッグ ヤンク─アメリカンワークウェアの名門が、新たな指揮官を得て動き出した。クリエイティブディレクターに就任したのは、ベルベルジンの藤原裕。ヴィンテージの目利きとして知られる彼が、ブランドのヘリテージを現代に昇華させるべく再構築に着手したのである。
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ファーストコレクションの軸となるのは、1942年に特許出願された通称“山ポケ”。タバコなどを収納するために考案された五角形のポケットで、ビッグ ヤンクを象徴するディテールのひとつだ。今季はこの山ポケを備えたシャンブレーシャツを筆頭に、パンツも含めた全7型で構成される。ただし、単なるヴィンテージの復刻ではない。本来ブルーが定番のワークシャツをあえて白で仕上げてモダンな表情を与え、ディテールやパーツを微調整しながら藤原の目線でアップデート。サイズもやや大きめに設定し、いまの着こなしにフィットする仕様へ進化させている点も見逃せない。
なかでも注目すべきは、硫化染めで当時の風合いを再現したブロックチェックのネルシャツだ。着込むほどに味わい深く褪色し、ネームタグまで経年変化する設計は、“美しい劣化”を愛する藤原の美学そのもの。さらに1960年代のヴィンテージシャツをオマージュしたイタリアンカラーのシャツも登場。キャンディーストライプ生地と山ポケをかけあわせたワークとリゾートを行き来する逸品だ。
GQ SHOPにて、待望のファーストコレクションを展開中。新生ビッグ ヤンクの第一歩を、ぜひここから手に入れてほしい。
【左上】
着るほどになじむ唯一無二のネルシャツ硫化染めした糸で希少なヴィンテージのブロックチェックを忠実に再現。着込むほどに褪色が進み、一着ごとに唯一無二の表情へと育つ、一生モノの風格だ。Y1945 FLANNEL SHIRT BLOCK CHECK ¥42,900
【左下】
ホワイト×ブラックはオリジナルにはない魅力同型のホワイトベース。コレクター垂涎の配色を硫化染めで再現し、ネームタグまで経年変化する設計に。ブルーとは異なる端正な佇まいが魅力だ。Y1945 FLANNEL SHIRT BLOCK CHECK ¥42,900
【右上】
ワークシャツなのに白。端正な顔だちに注目「ワークな白シャツが着たい」という藤原の発想から誕生。1940年代のヴィンテージをオマージュした生地を用い、軽やかな着心地を実現。小襟がシャープな印象を与える一着だ。Y1943 L/W HBT SHIRT ¥33,000
【右下】
名作シャンブレーがよみがえったビッグ ヤンクの象徴“山ポケ”を備えたシャンブレーの決定版。ストームカフスなど当時の特許ディテール搭載。セルビッチ生地が育つ経年変化も楽しめる。Y1942 CHAMBRAY SHIRT ¥35,200
GQ SHOP写真・高橋絵里奈 編集と文・岩田桂視(GQ)
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