BMW 1シリーズ中、最も低燃費な「118d」を追加発売

BMWジャパンは2020年4月2日、コンパクト・モデルの1シリーズのラインアップに、クリーン・ディーゼルエンジンを搭載する「118d」を追加しました。「118d」は1シリーズの中で最も低燃費で、WLTCモードで16.7km/Lを記録しています。

モデル概要

この118dは、一部装備内容を変更し、価格を抑えた「Edition Joy（エディジョン・ジョイ）＋」をラインアップし、さらに3年間の無償メンテナンス、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」を無償提供したお買得モデルです。

新開発の4気筒ディーゼルエンジン

新型118dは、先代モデル比でCO2排出量を約5%削減し、燃料消費率16.7km/L（WLTC）を達成しています。搭載するエンジンは、新開発の2.0L直列4気筒クリーン・ディーゼルエンジンで、最高出力150ps/4000rpm、最大トルク350Nm/1750rpm-2500rpmを発生。

シリーズとしては初となる、2ステージ・ターボチャージャーを装備して、低回転域でも効率良くターボ過給が得られるようになっています。

ピストンとシリンダーは、ディーゼル・エンジン特有のノイズを軽減し、摩擦抵抗を減らすために、エンジン作動時のシリンダーの歪みを計算し、ピストン側面が少し膨らんだ形状を採用するなど凝った工夫をしています。

直噴システムには、ニードル・センサー（NSC）が備わったソレノイドバルブ・インジェクターを採用して、より正確なタイミングで必要量を噴射することができます。さらに、最大燃料噴射圧力が従来比約200bar増加して2200barまで高められ、燃料を微粒化しています。その効果で燃焼効率は高まり、クリーンな燃焼が可能となっています。排気ガス処理システムは、尿素水（AdBlue）を活用し窒素と水に分解する、SCRシステムの最新型を搭載しています。

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