圏央道4車線化で渋滞解消と所要時間短縮に期待
圏央道(C4)は、東京都心から約40~60km圏を環状に結ぶ重要な高速道路で、東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道など、主要な高速道路のアクセスを支援している。
圏央道の埼玉県区間は、1996年の「青梅IC~鶴ヶ島JCT間」の開通を皮切りに、順次整備が進められ、暫定2車線で供用された区間も続々と4車線化されてきた。
今回、NEXCO東日本と国土交通省関東地方整備局は、埼玉県内では最後の暫定2車線区間である「幸手IC~五霞IC間」(延長4.2km)を2025年3月14日(金)午前6時に4車線化すると発表。同時に最高速度を現在の70km/hから80km/hに引き上げることもアナウンスした。
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今回の4車線化で圏央道の「幸手IC~五霞IC間」はどう変わるのか。その参考として、2023年3月に4車線化された「久喜白岡JCT~幸手IC間」の整備効果をみてみよう。
渋滞回数の減少
「久喜白岡JCT~幸手IC間」では4車線化前(2023年度)において、車線数減少に伴う渋滞回数が外回りで118回、内回りで590回発生していたが、4車線化後(2024年度)においては、外回り内回りともに渋滞自体が解消された。
※渋滞回数とは、時速35km以下で車列が1km以上かつ15分以上継続した回数である。
通行止め回数の減少
同じく、4車線化前(2023年度)には、年間66回(工事による通行止め62回、事故などによる通行止め4回)の通行止めが発生していたが、4車線化後は0回となり、ドライバーの利便性が大幅に向上したことが明らかとなった。
所要時間の短縮
また4車線化した「久喜白岡JCT~幸手IC間」では、区間平均速度が最大30km/h以上向上。所要時間をみてみると、内回りでは約6分、外回りでも約1分の短縮を実現した。
事故件数の減少
さらに「久喜白岡JCT~幸手IC間」の4車線化後、総事故件数は約7割、死傷事故件数は約9割の減少を実現。4車線化により対向車線への飛び出しやはみ出し事故のリスクも解消され、安全な走行環境が確保された。
今回の埼玉県区間の4車線化完了を受け、圏央道の次なる課題は、茨城県・千葉県区間の4車線化の早期実現である。NEXCO東日本と国土交通省は、「引き続き、安全を最優先に整備を進めていく」としており、今後の整備の進捗にも注目したい。
【圏央道「幸手IC~五霞IC」4車線化の概要】
運用開始日時:2025年3月14日(金)6時
対象区間:幸手IC~五霞IC(延長4.2km)
最高速度:70km/h → 80km/hに引き上げ
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わざわざ2車線で一旦開通させるという工事費2重取りの悪徳商法