いつの時代にも輝くローライダー
’93年に登場したダイナ・ローライダー。’18年にソフテイルフレームに刷新され、オススメ絶版モデルとなった。中古市場での狙い目はロングセラーだった06~13年のツインカム搭載車。本記事に登場するダイナのオーナーは、人気ユーチューバー・アスファルトカウガールの中嶋真緒ちゃんだ!
父から息子へジープ、息子から父へファットボーイS【ハーレーダビッドソンとともに】
購入しやすい狙い目ビッグツイン!!
エンジンをわずか2点のみでマウント。ラバーを介しているため、エンジンがかかっていると、ゆっさゆっさと揺れているのが見てわかる。ソフテイルのリジッドマウントフレームでは味わえない、ラバーマウントならではの醍醐味のひとつ。真緒ちゃんもそれを見るのが楽しみだ!
ダイナ・ローライダーはエンジンがエボリューション(1340cc)だった’93年に登場しているが、この先中古車市場で探すなら、ツインカム搭載後、つまり’99年式以降を選ぶのが無難だろう。
ツインカム初期、’05年まではエボ時代の車体を踏襲したままで、フロントフォークはインナーチューブ径39mmと細く、そしてレイク角が大きく付けられている。
’06年からフレームのメインチューブが剛性アップするなどし、フロントフォークのインナーチューブ径も49mmに。ミッションが6速化され、フューエルインジェクションも導入された。セパレート式だったシートは前後一体式となり、リヤホイールは16→17インチ化している。ツインカムエンジンは07年から1450→1584cc化された。
真緒ちゃんのは’11年式で、まさにこの中間期モデルに相当。完成度が高かったと言えるだろう、’13年式までのロングセラーとなり、市場でも見つけやすい。
ヘッドライトバイザーやフロントダブルディスクは備わっておらず、ローライダーらしさにはやや欠ける印象も否めないが、それは初代FXSローライダーの残像を追うオールドファンの意見なのかもしれない。タンクオンのデュアルメーターは健在であるし、クロームパーツが多用され、上質感も高い。この年代ならではの魅力は間違いなくある。
―― 質感の高いタンクオンメーターも魅力のひとつ
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