ドイツ車とは異なる価値観
第二次世界大戦以前、フランスの企業は世界最高級の自動車を数多く生産していた。
【画像】一度ハマったら抜け出せない、奥深いフランス車の魅力【シトロエンC6、プジョー604、ルノー16を詳しく見る】 全51枚
ブガッティ、ドラージュ、ドライエ、サルムソンなどの名門メーカーは、フランス国内だけでなく海外でも栄華を誇っていた。しかし、戦後は高級セダンで利益を上げることが非常に困難になった。
ガソリンが配給制となり、フランス経済は低迷し、政府は「非必需品」と分類した商品に重い税金を課し始めた。高級車が再び日の目を見たのは1960年代に入ってからた。
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そしてパリ郊外ポワシーにはフォードから引き継いだシムカの工場があって、フォード時代に開発されたフルサイズセダンを生産していた。ベースモデルのアリアーヌは4気筒エンジンだったが、豪華版のシャンボールはV8を積み、わざわざトランク後端にスペアタイヤを背負った最上級版のプレジデンスも存在した。プレジデンスのオープンカー仕様は時のド・ゴール大統領の公用車としても使われた。
が、フランスにそういう「普通の」豪華車、高級車が存在したというオートカーにとって不都合な事実は、積極的に無視されている。ド・ゴールの公用車にしても、シトロエンDSのアンリ・シャプラン製リムジンにのみスポットが当てられて、「変態ごっこ」に興ずる人々を安堵させるのだった。