フェラーリ・レーシング・デイズとは?
フェラーリが世界各国で開催する公式サーキットイベント、『フェラーリ・レーシング・デイズ』(以下FRD)。日本でも行われており、今年で10回目となるFRDが6月21、22日に富士スピードウェイで開催となった。
【画像】日本で10回目!富士スピードウェイで『フェラーリ・レーシング・デイズ2025』開催 全77枚
FRDはその名のとおりフェラーリのDNAであるレーシングスピリッツを基本に、フェラーリ・チャレンジのレースを始め、個人が所有するF1マシンの走行や、FXXプログラム、クラブGTコンペティツィオーネなど走りに重きを置いた内容が特徴だ。
今回は新たに、499Pモディフィカータを対象とする『スポーツ・プロトティーピ・クリエンティ・プログラム』が加わったのがニュースだ。
日本でFRDは2012年にスタートし、コロナ禍による中断があったものの2022年から復活。近年は鈴鹿サーキットと富士スピードウェイで交互に開催されてきた。
開催10回目という節目を迎えた本年は天候に恵まれ、全国から480台以上のフェラーリと、4000名を超えるオーナーおよびファンが富士スピードウェイに集まった。
多彩なプログラムを用意
FRDではレーシングプログラムのほか、一般オーナーに向けたスポーツ走行やファミリー走行、パレードランなどのアクティビティプログラムも用意され、フェラーリのパフォーマンスをサーキットで満喫した。
一方パドックに設けられた大型テント内には、前日に日本デビューを果たした296スペチアーレの公開と、現行モデルが一堂に展示された。さらにはテーラーメイド、フェラーリ・ジェヌイン、アトリエ・コンフュギレーションコーナーも設けられ、フェラーリのすべてを知ることができる展示がなされた。
その隣のエリアではフェラーリ・クラシケの世界を紹介。フェラーリにル・マン24時間レースの初優勝をもたらした166MMと212インテルという黎明期のモデルを展示。オーナーズラウンジにはフェラーリの最高傑作と評価される250GTOが姿を現し、来場者の注目を集めていた。
このほかピット上の3階にはスペチアーレラウンジが設けられ、歴代スペチアーレモデルのF40、F50、エンツォ・フェラーリ、ラ フェラーリが展示され来場者を出迎えた。
フェラーリ・チャレンジは新記録となる38台が参加
昨年からアジア・パシフィック・シリーズから独立してジャパン・シリーズとなったのがワンメイクレースの『フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン』だ。
2025年シリーズの第3戦は、FRD内で2レースを開催。レース1が21日、レース2は22日に行われた。
今年からマシンが296チャレンジに変わり、488チャレンジと合わせて過去最高となる38台がエントリーした。多くのエントラントが296に乗り換え、488チャレンジは6台のみだった。
予選で296チャレンジは本領を発揮し、これまでの記録を大きく塗り替える1分38秒台をマーク。決勝レースのファステストラップでも1分39秒台を記録する俊足ぶりを披露した。
なおドライビングテクニックに合わせたクラス分けは今シーズンも継続され、最上級のトロフェオ・ピレリ、続くトロフェオ・ピレリAM、ベーシックレベルのコッパ・シェルとコッパ・シェルAMの4クラスで競われた。
499PモディフィカータがFRDで初走行
昨年の鈴鹿でのFRDで499Pはエントランスに展示されただけだったが、今回は499Pモディフィカータが日本初披露された。1台のプロトタイプと2台のカスタマー仕様が富士にやってきた。
499PはWECで富士を既に走っているが、FRDでは初走行となりF1マシンと混走。コーナーからの立ち上がりは499Pが圧倒的に速く、最新のプロトタイプマシンのパフォーマンスを実感させられた。
また、今年のル・マン24時間レースを制した499Pをドライブしたイェ・イーフェイ選手が登場し、FRD開催10回目を祝うセレモニーを盛り上げた。
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