貴重な限定マシンを思い切りカスタム!
カーボン使いが秀逸なUSDM仕上げ
「2JZ換装&レフトハンダーのハコスカ改!」プッシュロッドサスまで組み込んだネオ旧車チューンド【SEMA SHOW2019】
車体価格477万7500円というプライスにも関わらず、発売から10分でソールドアウトした幻の限定車、無限RR。たった300台しか生産されなかったこの貴重なマシンを、思い切りカスタムしてきたのがこのマシンだ。
見どころはカーボンパーツを生かしたボディメイク。ボディ同色のため分かりにくいが、無限RRの純正フロントバンパーはドライカーボン製が採用されている。オーナーは、その質感を出すために塗装を剥がすことを決意。プロショップを5~6件回るも綺麗に仕上がる保証ができないと断られ、スクレーパーを駆使して自分でコツコツ剥がしたそうだ。フォグランプ周辺はレッドに塗装して差し色としている。
ルーフパネルはT-STYLE製のカーボンルーフに張り替え済みだ。ボディ上面をブラックアウトすることで、自然と視線は下方向にいくようになるため、ロースタイルの演出には最適だ。
フェンダーは片側25mmワイドとなるFEEL’Sのワイド仕様で、BMW純正のウインカーをプラス。ドアミラーはスプーンのエアロタイプを奢る。一目惚れしてゲットしたというホイールは、USブランドのブラックダイアモンドPF-1の20インチ。このデザインに合わせて、ボディサイドにはアートファクトリーデザインのグラフィックを貼り込んだ。
リヤはジェイズレーシングのカーボントランクに無限RR純正ウイングの組み合わせ。テールランプもUS製のLEDユーロテールに変更して個性を演出している。
また、純正のリヤバンパーはダクトを追加した上で、LEDバックフォグも点滅するようにアレンジ。ちなみに無限RRは空力面にも拘っていて、専用のフロントアンダーパネルやリヤディフューザーまで組み込まれているのだから恐れ入る。
一方の心臓部はストック状態だ。とはいえ、無限RRに搭載されるK20Aはメーカーワークスによるヘッドチューンでベースの225psに対して240psまで出力アップを達成している。その証といえるカーボン製のヘッドカバー&エアクリーナーボックスに加え、ラジエターパネルなどもカーボン化することで、統一感を追求している。
エンジン同様に室内もノーマルをキープ。シートは無限RR専用設計のドライカーボン製フルバケのため、変える必要がないというのが正直なところだ。なにせ、このシートを単品購入すると約70万円(1脚)もするのだから…。
カスタムベースとしては難しいメーカーチューンドだが、臆することなく手を入れて自分色にモディファイした大作。レッドとカーボンのコントラストが見るものを圧倒するその仕上がりは、見事としか言いようがない。(OPTION2 2014年8月号より)
●PHOTO:Motosuke FUJII
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