2019年のスーパーGTも、残すところあと1戦。GT500、GT300両クラスともチャンピオン決定がツインリンクもてぎで開催される第8戦に持ち越された。
GT500クラスチャンピオン獲得の可能性が残るのは3台。#6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太)が#37 KeePer TOM'S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)を7ポイントリード。ランキング3番手の#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、20.5点のビハインドとなっている。
■23号車ニスモ、チャンピオン争いにわずかな望みを繋ぐ3位表彰台
23号車がタイトルを獲得するためには、ポール・トゥ・ウィンの達成が必須。その上で6号車がノーポイント、37号車が5位以下になるという、非常に厳しい条件を満たす必要がある。
搬入日の1日(金)、いつものようにクインタレッリとともにピットストップ練習をこなした松田。変に気負う様子もなく、やるべきことはシンプルに“ポール・トゥ・ウィンを目指すだけだ”と語り、自信をのぞかせた。
「走ってみないと(状況は)分からないですし、他のチームも精一杯戦ってくると思うので、そう簡単ではありません。ですが、僕たちも準備はしっかりとしてきたので、大丈夫だと思います」
「予選が大事になると思います。あとはもうやれることをやるだけですね。行くしかないです」
通常、23号車のリヤウイング翼端板には開催地に合わせたイラストが描かれファンを楽しませているが、今回は松田とクインタレッリの顔写真が入った”特別仕様”。応援してくれるファンなどへの感謝が表現されている。
また2020年には、DTMとの共通技術規則”Class1”に基づいた新型車両が導入される。11月末には富士スピードウェイで『スーパーGT×DTM特別交流戦』が行われるとはいえ、今回のレースは現行車両にとってもシリーズ最終戦となる。
松田は、現行車両での”特別な”レースを精一杯戦い、良い形で終えたいと話した。
「このGT-Rで優勝を重ねることもできました。昨年はチャンピオン争いに残れませんでしたけど、今年は最後まで残れています。結果がどうであれ、最後を良い形で締めくくりたいと思います」
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