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思わず口ずさんじゃう!? なぜか頭から離れない“クルマのCMソング”10選

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思わず口ずさんじゃう!? なぜか頭から離れない“クルマのCMソング”10選

 どんなに有名なアーティストの曲が使われていても、どんなに有名な俳優が出ていても記憶に残るテレビCMが少ない最近のクルマ。これって、自分が歳をとったから? それともCMのつくりそのものがつまらないのか? その感じ方や捉え方は十人十色でしょうが、「記憶に残るCMって、やっぱり曲がいいんだよなぁ」と秘かに思っているアナタ、それ正解! 別に好きでもないのに、知らず知らずのうちに口ずさんでしまう曲ってありますよねぇ。ここから紹介するCMソングもそんな名曲だと思いませんか?

文/FK、写真/スズキ、スバル、ダイハツ、トヨタ、ホンダ、FavCars.com

思わず口ずさんじゃう!? なぜか頭から離れない“クルマのCMソング”10選

ヴェゼル×藤井風「きらり」(2021年)

ヴェゼルのグランドコンセプトは、「AMP UP YOUR LIFE(アンプ アップ ユア ライフ)」。日々の生活の楽しさを増幅(AMP UP)するという意味だ。ヴェゼルは、発売から約1カ月で累計受注台数3万2000台超え、月間販売計画の6倍以上となる好調な立ち上がりを見せ、現在も絶好調

 2021年4月の発売から約1カ月後の受注台数が3万2000台を超える好調なセールスを記録した2代目ヴェゼル。

 そのCMソングを担当したのは、昨年末の第72回 NHK紅白歌合戦にも出演した大ブレイク中のシンガー・ソングライター藤井 風さん。これまでもヴェゼルのCMソングはSuchmos(サチモス)、King Gnu(キングヌー)、friday night plans(フライデー・ナイト・プランズ)といった新進気鋭のアーティストが担当してきたが、藤井さんもまたしかり。「センスが良すぎ!」とCMの評価も高いヴェゼル、次のCMソングを担当するのは誰?

ムーヴキャンバス×藤原さくら「君は天然色」(2020年)

ムーヴキャンバスは、「女性に寄り添う新感覚スタイルワゴン」というコンセプトのもと、2016年にデビュー。XとGグレードに設定した「メイクアップ」では、さまざまなメッキ加飾や、リアコンビランプのクリアクリスタル化を施すなど、女性らしさ全開!

 日本のポップス史に名を刻む故・大瀧詠一さんが作曲を、数々のヒット曲を手がけた松本 隆さんが作詞を担当した昭和の名曲を藤原さくらさんがカバー。

 湖畔でデュオキャンプを楽しむシーンや、カットを終えて美容室から出てきた女性がウィンドウを鏡がわりに髪型をチェックする姿など、日常の風景を切り取った映像と軽やかなメロディーが印象的なCMだが、その冒頭から流れる「想い出はモノクローム 色を点けてくれ」のあまりに有名なフレーズと藤原さんの美声が綺麗な映像にベストマッチ! わずか15秒の中に最高の癒しを提供してくれる。

インプレッサ×フレディ・マーキュリー「I Was Born To Love You」(2019年)

I Was Born To Love YouをBGMにしてCMに登場したのは、2019年10月にアイサイト・ツーリングアシストが全車標準装備となったインプレッサ。新グレードのインプレッサG4には、1.6i-S EyeSightも新グレードとして追加された

 アイサイト・ツーリングアシストを全グレードに標準装備して総合安全性能を高めた2019年10月の大幅改良モデルの発売に合わせて、同年10月18日からテレビ放映が開始されたCM『人生を輝かせるクルマ篇』で採用された“I Was Born To Love You”。

 同曲はフレディ・マーキュリーが1985年に発表した不朽の名作として有名だが、ノエビア化粧品、日清食品、アサヒビールのTVCM曲として、さらには木村拓哉さん主演のTVドラマ“プライド”の主題歌としても使用されていただけに、インプレッサのCM曲というイメージは薄いかもしれない。

アクセラ×奥田民生「風は西から」(2014年)

当時はまだ国内ではアクセラの名で販売され、MAZDA3は海外名だった。CMが放送された2014年1月22日に初代生産開始から10年7カ月で世界累計生産400万台を達成した

 奥田民生さんが歌うCMソングといえば、最近ではフィットの“And I Love Car”を思い浮かべる人も多いだろうが、Zoom-Zoomでおなじみの“あの曲”も忘れられない。

 あの曲とは「明日へ突っ走れ 未来へ突っ走れ 魂で走れ」のサビのフレーズが印象的な“風は西から”。この曲は広島県広島市出身の奥田さんがマツダのために書き下ろしたBe a driver.オフィシャルソングであり、奥田さんの地元が愛溢れる一曲としても有名。また、PVにはNC型ロードスターが全編に渡って登場するとともに奥田さんもマツダの研究所員役として出演している。

エルフ×KAZCO「いすゞのトラック」(2004年)

インパクト大のCMが多いいすゞ。そのなかでも、このエルフのCM曲は耳に残る。写真は5代目。「ゆうゆうエルフ」というキャッチコピーも耳にしたことがあるはずだ

 大友康平さんがお得意のこぶしをきかせてシャウトするTVCMでおなじみの“いすゞのトラック”。2004年に放映を開始したエルフのTVCMで使用することを目的にサビの部分だけが制作されたこの曲は、後にフルバージョンも制作。いまや定番のCMソングとして誰もが知る1曲はオーケストラバージョン、コーラスバージョンといった派生作品も存在する。

 ちなみに、いすゞのホームページでは、これまでに放映してきたTVCMも公開されているので、興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。

いすゞホームページ

ミストラル×ピチカート・ファイヴ「ベイビィ・ポータブル・ロック」 (1996年)

ヨーロッパでテラノIIで販売されていた、欧州育ちのミストラルのデビューは1994年。CMはなぜか渋谷系だった……。期待に反して、セールスはイマイチで、1998年には生産終了となってしまった

 スペイン日産で生産されていたテラノIIを仕様変更したSUVとして1994年6月に国内デビューしたミストラル。

 当初はオリジナル曲を使用したCMが放映されていたが、1996年に当時の音楽シーンで隆盛を極めていた渋谷系ムーブメントを牽引するピチカート・ファイヴをCMに起用。サビの歌詞を同車のキャッチコピーである「ふたりのBABYミストラル」に代えて歌われた“ベイビィ・ポータブル・ロック”の軽快なリズムに乗って、渋谷系のアイコン的存在だった2人のメンバー(野宮真貴さんと小西康陽さん)も出演したCMは今見てもお洒落。

カローラII×小沢健二「カローラIIにのって」(1994年)

小沢健二「カローラIIにのって」の後は、カジヒデキ「カローラIIに恋をした」と、CMに力を入れまくっていたカローラII。しかし、1998年に生産終了に。カローラIIは4代目をもって姿を消した

 1982年に登場した初代モデルから数えて通算4代目のカローラIIは1994年9月にデビュー。1999年にヴィッツが登場したことを機に生産終了となった最後のカローラIIでもある4代目は、存在感が薄かったことは否めないが、オザケンの愛称で親しまれた小沢健二さんが手がけたCMソング「カローラIIにのって」はオリコン週間チャートで2位を獲得するほどの大ヒットを記録。

 1998年にカジヒデキさんの“カローラIIに恋をした”にCMソングは変更されたが、そのインパクトはさほど……。カローラ IIのCMソングといえば、やっぱりオザケン!

インテグラ×ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース「The Power of Love」(1989年)

カッコインテグラと呼ばれた2代目インテグラ。当時、NAエンジンでリッターあたり100psを実現したのは世界初だった。実は、カッコよりDOHC VTECに注目が集まった一台だった

 リッターあたり100psのハイパワーと力強い低・中速性能を両立したVTECエンジンの搭載で大きな話題を呼んだ2代目インテグラだが、マイケル・J・フォックスが最後に言い放った「カッコインテグラ」の決めゼリフが流行りに流行った同車のTVCM。

 そのBGMに採用されたのが、同氏が主役を演じた大ヒット映画バック・トゥ・ザ・フューチャーの主題歌だったヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの“The Power of Love”。1985年にリリースされたこの曲は全米チャート1位を獲得するなど、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースを代表する一曲でもあった。

カルタス×ティアーズ・フォー・フィアーズ「Shout」(1985年)

GMとの共同開発車だったカルタス。初代の登場は983年。CMは話題になったが、国内では伸び悩んだ。しかし、海外では大成功を収めた

 タキシードでパリッと決めた舘ひろしさんの渋さはもちろん、「オレ・タチ、カルタス」の決めゼリフが世の奥様方を虜にしたカルタスのTVCM。そこで流れていた曲は、全米チャートで1位を獲得したティアーズ・フォー・フィアーズの“Shout”だった。

 実は、カルタスのCMソングは他にも知る人ぞ知る名曲揃いでヨーロッパの“The Final Countdown”、ペット・ショップ・ボーイズの“West End Girls”、カッティング・クルーの“Died in Your Arms”、大江千里さんの“あいたい”など、音楽ファン感涙の豪華アーティストが次から次へと登場した。

シティ×マッドネス「In The City」(1981年)

背の高いトールボーイデザインを採用して話題となったシティ。都会的な感覚を持つ行動派の若者にターゲットをおいたニューコンセプトカーという謳い文句にぴったりのCMも大きな話題となった

 今から遡ること40年以上前の1981年10月、新感覚のFFニューコンセプトカーライブビークルのシティと同車に搭載するためのトランクバイクであるモトコンポを同時発売したホンダ。

 トールボーイと称された背高のっぽのスタイリングはクルマ好きの間で衝撃をもって迎えられたが、イギリスの人気バンドであったマッドネスのCMソング“In the City”も強烈なインパクトを放った。6人のバンドメンバーが「ホンダ、ホンダ、ホンダ、ホンダ」と歌いながら中腰で行進する姿は何ともコミカルで、幼かった頃に誰もがマネをしたのでは?

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みんなのコメント

9件
  • FTOの「かなり来て〜る♪」も印象強めだったな。
    知らない人多いと思うけど…
  • あれ? ケンメリの愛と風のように は…
    昭和おじさん怒っちゃうゾ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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