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レンジローバー P550e(1) 歴史へ刻まれる革新 我がままカスタムへ応えるSVO テールゲートでピクニック?

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レンジローバー P550e(1) 歴史へ刻まれる革新 我がままカスタムへ応えるSVO テールゲートでピクニック?

革新的な世代として歴史へ刻まれる5代目

5代目のL460型レンジローバーは、最も革新的な世代として歴史へ刻まれるはず。登場は2021年だが、ミニマリスティックで塊感の強いボディは、新鮮味を失わない。電動化の波へ乗るように、プラグイン・ハイブリッドも用意されている。

【画像】歴史へ刻まれる革新性 レンジローバー しのぎを削る高級SUVたち 全247枚

間もなくバッテリーEV版も登場予定だが、それに先立ってフェイスリフトを実施済み。今回は、プラグインHVのP550eを中心に、仕上りを再確認していこう。

そもそもレンジローバーは、屈指の悪路性能と、出色の高級感を融合したランドローバーとして誕生した。学校のお迎えからオペラ鑑賞、週末の畑仕事まで、すべてをこなせるSUVという成り立ちは、初代から変わりない。かなり上級側な位置付けも。

ホイールベースは2種類あり、2列シートの標準ボディの他、ロングボディなら3列シートも指定できる。トリムグレードは計8種類。スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)を希望すれば、我がままなカスタマイズも請けてくれる。

可変アンチロールバーや後輪操舵などが標準

最新版のプラットフォームは、約8割がアルミで構成される、MLAフレックス。多くの部品は、他のランドローバーとの共有も図られている。ピラー部分やドアの開口部などには、高強度なスチール材が仕込まれ、ねじり剛性は先代より5割も向上したという。

サスペンションは、前がダブルウィッシュボーンで、後ろが5リンク。エアスプリングが標準となり、悪路では通常より135mmボディを持ち上げられ、乗降時には50mm落とせる。オプションで、コイルスプリングも選べる。

アクティブ・アンチロールバーと、後輪操舵システムは標準装備。前者はカーナビの地図情報をもとに、カーブが迫ると自動的に引き締まり、ボディロールを抑える。後者は、低速時にリアタイヤを最大7.3度傾け、ハッチバック並みの小回りを実現している。

電子制御のリミテッドスリップ・デフと、ブレーキ制御のトルクベクタリング機能は、旋回性を向上。悪路での走破性を高める、統合的なテレインレスポンスIIも実装される。

悩むほど多彩なパワートレイン

パワートレインは、英国仕様では悩むほど多彩。300psのマイルド・ハイブリッド・ディーゼル、D300から始まり、V8ツインターボ・ガソリンで615psのP615が頂点を飾る。その次に強力なのが、3.0L直列6気筒のプラグイン・ハイブリッド、P550eだ。

荷室の床下へ31.8kWhの駆動用バッテリーが実装され、8速ATへ内蔵された駆動用モーターは218psを発揮。6気筒エンジンには、ツインスクロール・ターボと電動スーパーチャージャーが組まれ、400psを発生。システム総合で、550psがうたわれる。

8速ATはZF社製で、本格的な悪路へ備えるローレンジ・トランスファーも実装。気温が3度以上で、20km/hから160km/hでの走行時には後輪駆動になり、燃費へ貢献する。

L460型は、従来より大きい。全長は、ベントレー・ベンテイガやBMW X7より短いが、5052mmあり、ロング版では200mm長くなる。全幅は、ドアミラーを含めれば2225mm。全高1870mmで、車重は2.7t前後だから、駐車場は選ぶといえる。

格別な印象の車内

インテリアの印象は格別。身体を包み込むように支えるシートは、市販されるSUVの最上級。用いられる素材は、ロールス・ロイスにも劣らない。ミニマリスティックな全体のデザインは、スタイリングとも調和している。

着座位置はやや高めで、レンジローバーのトラッドな雰囲気へ見事に一致。シートとステアリングの調整域が広く、どんな体型でも快適な運転姿勢が見つかると思う。運転席からの視界は広く、ボディの四隅は想像より把握しやすい。

他方、センターコンソールに並んでいたタッチセンサーやスイッチ類は、アップデートで消滅。オールテレイン・モードセレクターも残っていない。ピヴィプロと呼ばれるタッチモニター・システムへ集約されたので、操作性を気にする向きもあるだろう。

ピクニックを楽しめる2分割のテールゲート

その1点を除いて、レンジローバーの車内は極上空間。前席が快適なのは当然だが、後席も感心するほどゆとりがある。ロング・ホイールベースを選び、SVOでカスタマイズすれば、独立シートや電動格納テーブル、冷蔵庫など、リムジン並みの装備も組める。

荷室容量は、標準のホイールベース版で725L。後席の背もたれは分割で折りたため、最大で1800L以上の空間を生み出せる。

レンジローバーらしく、テールゲートは2分割。下半分は下ヒンジで開き、ベンチのように腰掛けてピクニックを楽しめる。上半分は庇になり、荷室の仕切りは背もたれになる。

走りの印象とスペックは、レンジローバー P550e(2)にて。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN

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