マイアミ・インターナショナル・オートドロームを舞台に2025年シーズン第6戦となるF1マイアミGPが開幕。最初のセッションとなるフリー走行1回目ではマクラーレンのオスカー・ピアストリが最速タイムを記録した。
マイアミGPはスプリントフォーマットでの開催。そのため、フリー走行はこのFP1のみ。土曜日のF1スプリント終了後にはマシンに変更を加える機会が与えられるものの、セットアップを煮詰める上で非常に重要な1時間となった。
【リザルト】レッドブル角田裕毅8番手|F1 2025 マイアミGP FP1
サーキット上空には雲が広がり、気温27度、路面温度39度というコンディションの中、FP1がスタートすると、慌ただしく各車がコースイン。まずはこの週末に向けて組み上げられたマシンの初期チェックを実施した。
レッドブルの角田裕毅はシート位置が通常よりも高いような気がするとチームに伝え、メルセデスのジョージ・ラッセルはステアリングが異常に重いと告げた。
2台はコース上で走行を継続した一方、マクラーレンのランド・ノリスはコックピット内に整備用のアイテムが残っていたため、ピットへと一度戻ることに。安全ではない状態でコースに送り出したとして、セッション後の調査対象となった。
今回のグランプリにはレッドブルを筆頭に複数チームがアップデートを投入。空気の流れを見る塗料、フロービズを塗布して走行を行なうドライバーも多かった。ザウバーは今回、マシン全体にフロービズを吹き付けたような状態となっているが、こちらはマイアミGP用の特別デザイン。フェラーリやレーシングブルズも同様にスペシャルカラーリングをマシンに施した。
セッション序盤はほとんどのドライバーがミディアムタイヤで周回。アストンマーティン勢はレースを見据え、ハードタイヤ、ミディアムタイヤ、ソフトタイヤで1周のみを走行する“皮むき”を実施した。
セッション折り返しの時点では、メルセデスのジョージ・ラッセルが1分28秒058で暫定トップ。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが2番手で続いた。
この頃から多くのドライバーがユーズドタイヤでロングランプログラムを開始。両チャンピオンシップをリードするマクラーレン勢は1分30秒前半で安定して周回し、好調さを伺わせた。レッドブルはマックス・フェルスタッペンが他の上位勢と同等の1分31秒台で周回する一方、角田は1分33秒台から1分32秒台というペースだったが、各車の燃料搭載量やアップデートパーツの使用可否などは不明であり、あくまでも参考記録だ。
残り時間が15分を切ると、予選に向けたアタック想定プログラムへと各車が移行。まずはウイリアムズのカルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボンがタイムをマークして1-2に並んだ。
その後タイムシートはコロコロと入れ替わっていき、マクラーレンのオスカー・ピアストリが昨年のポールタイムを上回る1分27秒128でトップに浮上した。
チームメイトのランド・ノリスはその後アタックを開始したが、ラップを完了する前に赤旗が提示された。ハースのオリバー・ベアマンがターン12でスピンを喫しクラッシュを喫したことが原因だ。
この時点でFP1は残り5分を切っており、セッションは再開されることなく終了となった。
最終的にFP1ではピアストリが最速。2番手にフェラーリのシャルル・ルクレール、3番手にフェルスタッペンが並んだ。4~5番手にはサインツJr.とアルボンのウイリアムズコンビがつけており、古豪がトップ勢を食い破ることができるのか? そんな期待が高まる一方、赤旗により未知数な部分も大きい。
また6番手には活きの良いレーシングブルズの新人アイザック・ハジャー。角田はメルセデス勢に挟まれる形で8番手となった。10番手はアストンマーティンのフェルナンド・アロンソで、もう1台のレーシングブルズに乗るリアム・ローソンが11番手、予選想定のアタックを完了できなかったノリスが12番手となった。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「放送をスクランブル化すれば良い」の声も! 各地でNHKの「カーナビ受信料未払」問題多発…なぜ? パトカーや消防車は対象外にするべき? いま何が起きているのか
「安易な登山」は本当に自己責任なのか? 「救助費用は全額自己負担」は正論? “自己責任論”の裏に潜む国家の資源選別問題とは
青信号になっても動かないクルマに「プッ!」催促してはダメ? 法的にはどうなの「そもそもトラブルの元」
アルファードの中古車相場が下落中!! リセール最強神話崩壊の原因が納得過ぎる
【CG】日産「新型エルグランド」まもなく公開! 15年ぶり全面刷新で「ツブツブ顔」に!? 高性能ハイブリッド搭載の「アルファード対抗馬」予想CGをデザイナーが作成
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?