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ホンダ・アコードに「e:HEV Honda SENSING 360+」が追加! ホンダ量販モデル初のハンズオフ走行を実現したフラッグシップセダンへ

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ホンダ・アコードに「e:HEV Honda SENSING 360+」が追加! ホンダ量販モデル初のハンズオフ走行を実現したフラッグシップセダンへ

 この記事をまとめると

■アコードに先進運転支援を備える新グレード「e:HEV HONDA SENSING 360+」を追加

【試乗】e:HEVが驚くほどの進化を遂げた! リニアでスポーティな新型アコードでセダンの復権なるか?

■ホンダの量販車で初となるハンズオフ機能や車線変更支援などを搭載

■専用デザインの内外装で上質さと洗練度もさらに向上

 ホンダのフラッグシップセダンがさらに進化

 ホンダは、2025年5月30日よりアコードに新グレード「e:HEV Honda SENSING 360+」を追加して発売する。

 新たなハイブリッドシステム「e:HEV」の高出力モーターによる上質な走行性能を、Google搭載によるデジタル機能の拡充といったアコードの特長に加えて、本グレードは、量販車として国内初となるハンズオフ機能付き高度車線内運転支援を搭載し、さらにレコメンド型車線変更支援機能、カーブ路外逸脱早期警報、降車時車両接近警報、ドライバー異常時対応システムなど、先進的な運転支援機能を備える。

 また、内外装の意匠も刷新され、ブラックのドアミラーやベルリナブラックの専用アルミホイール、専用のホワイト内装を新設定し、上質で洗練された印象がさらに増している。

 だがやはり、目玉となるのは高度運転支援システムであるHonda SENSING 360+だろう。以下に、主要機能について詳説する。

 最先端の高度運転支援システムを新搭載

■ Honda SENSING 360+の主要機能

 1. ハンズオフ機能付き高度車線内運転支援機能

 高速道路や自動車専用道路を走行中、システムがアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動制御することで、ドライバーがハンドルから手を離した状態(ハンズオフ)でも車線内の走行を維持できるよう支援する機能である。この際、車速や車線の維持は、先行車の有無に応じて自動的に調整される。

 このシステムは、高精度地図および全球測位衛星システム(GNSS)を用いて自車位置を正確に把握し、走行環境を把握しながら制御を行う。

 先行車がいない場合には設定車速で車線中央を維持し、先行車が存在する場合には適切な車間距離を保ちながら自動追従する。この機能は、ドライバーの運転負荷軽減を目的とするもので、長距離走行時の疲労低減が見込まれる。

 2. レコメンド型車線変更支援機能(※ハンズオン必要)

 本機能は、ハンズオフ機能付き高度車線内運転支援機能が作動している状態において、自車よりも速度が遅い先行車を検知した際に、システムが追い越し可能と判断した場合、ドライバーに追い越しを提案するというもの。

 提案を受けたドライバーがスイッチ操作で承認すると、システムがウインカー操作、加減速、ステアリング操作を行い、追い越しおよび元の車線への復帰を支援する。

 さらに、ナビゲーションに設定された目的地への到達を目的として、インターチェンジや分岐点、出口付近などの車線変更、また走行車線が減少する場面においても、適切なタイミングでの車線変更を支援する。

 3. カーブ路外逸脱早期警報

 高速道路や自動車専用道路のカーブ走行時において、減速が不十分で事故リスクがあると判断した場合に、ドライバーに対し早期に注意喚起と支援を行うというもの。

 高速度でカーブに進入しそうな場面では、メーター内に「前方カーブ注意」の警告を表示し、減速が求められるタイミングでは、警告音とヘッドアップディスプレー(HUD)での点滅表示によってドライバーに警告する。

 さらに、ドライバーが減速操作を行わずにそのままカーブに進入しようとする場合には、警告に加えて強めの緩減速ブレーキをかけ、ドライバーの減速行動を促す。これにより、カーブ進入時の逸脱事故を未然に防ぐというものだ。

 4. 降車時車両接近警報

 駐停車中に、自車の後方または側方に車両が接近している状況を検知し、乗員の安全な降車を支援する機能。接近車両を検知した場合には、ドアミラー上のインジケーターが点灯し、ドライバーおよび同乗者の注意を促す。

 もし、乗員がドアを開けようとしているタイミングで接近車両との衝突リスクがある場合には、インジケーターを点滅させ、さらに警報音によって降車動作の中止を促す。これにより、自転車やオートバイ、自動車などとの接触事故防止が期待できる。

 5. ドライバー異常時対応システム

 こちらは、走行中にドライバーが操作要求に反応しない場合、まずは警告音を強めて注意喚起を行い、ドライバーの反応を促す。

 それでも操作が行われない場合には、ハザードランプとホーンで周囲の車両に注意喚起しつつ、車両を同一車線内で安全に減速・停止させる支援を行う。さらに、車両は「緊急サポートセンター」へ自動接続され、車内のドライバーおよび同乗者の安否確認や救援要請の連携がなされる(※別途契約が必要)。

 本機能は、急病や意識喪失など、ドライバーが正常に運転操作を継続できない事態への対処を目的としている。

 これらの機能群は、ホンダが目指す「すべての人に安全と安心を提供する」というビジョンを具現化するものであり、「ACCORD e:HEV Honda SENSING 360+」はその最前線に位置する先進的なモデルといえる。

 新型アコードの価格は、それぞれ税込で「e:HEV」グレードが559万9900円、「e:HEV Honda SENSING 360+」が599万9400円となっている。

 デジタル装備と洗練されたプレミアムデザインに加え、最先端の運転支援機能でまさに新世代のアコードとなったといえるだろう。

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みんなのコメント

8件
  • けーさん
    すごくいい車作ってるのに、アピールが下手というか。
    なんか、勿体ないよねホンダって。
  • ナカハラオースケ
    名前がアコードだから高いイメージが購入層にあるかもしれませんね?日本ではインスパイアで販売したら値段に見合った車格イメージになるかも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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