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ロールス・ロイス・ゴースト・シリーズ IIの日本での展開を開始

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ロールス・ロイス・ゴースト・シリーズ IIの日本での展開を開始

進化したV12ドライバーズ・サルーン

ロールス・ロイスは2月26日、昨年10月にシリーズ IIへと進化を遂げた、ブランドを代表するモデルであるゴーストの日本国内での展開を開始すると発表した。

【画像】ロールス・ロイス・ゴースト・シリーズ IIと近年のロールス・ロイス 全80枚

2009年に初代モデルが誕生したゴーストは、全く新しいカテゴリーの高級車へのニーズを受けて登場。より個性的で、ドライバーズ・サルーンとしての喜びを感じられるロールス・ロイスとして受け入れられた。

2020年に発表された第2世代のゴーストは、よりシンプルなデザインのもと、ロールス・ロイス史上最も先進的なV12エンジンと比類なきアジリティそしてドライバー志向のシャシーに支えられた、オーナーの創造性を存分に表現できるビスポークのキャンバスとしての存在感を一層高めた。

そしてシリーズ IIとなったゴーストは、デザインとメカニズムをより進化させ、これまでのゴーストにはないインテリアの仕上げや機能の他に、ビスポークによる特別仕立てがデジタルの領域にまで達したことを示す、先進的ソフトウェア・テクノロジーをも利用できるようになった。

なお、ロールス・ロイス・ゴースト・シリーズ IIは、全国のロールス・ロイス正規販売店でオーダー開始しており、2025年第1四半期以降の納車を予定している。

エクステリアはクリーンで現代的に

ダッシュボードのピラー・トウ・ピラーのガラスパネルに収められたセントラル・インフォメーション・ディスプレイには高機能なOS『スピリット』が組み込まれた。

これにより、ビスポークによるパーソナライゼーションの範囲はハードウェアからソフトウェアへと拡張され、インテリアやエクステリアに合わせてデジタル・インスツルメントのカラーをカスタマイズ可能とした。

『スピリット』はロールス・ロイス・オーナー専用のアプリケーション『ウィスパーズ』を統合。目的地情報をクルマに直接送信したり、車両の位置確認や施錠をリモート管理できる機能を持つ。

助手席側には星空からインスピレーションを得たイルミネーテッド・フェイシアを採用。タイムラプスの天体写真を彷彿とさせるデザインで星空の動きを表現でき、ビスポークでオリジナルのモチーフを作り出すことも可能だ。

セントラル・インフォメーション・ディスプレイの隣には新たにスピリット・オブ・エクスタシー像を収めたクロック・キャビネットが配された。

また、エンターテインメントおよびコネクティビティも大幅にアップグレード。後席には独立してメディアを楽しめるリアスクリーンを装備。BlutoothやWi-Fiホットスポット接続にも対応している。また、1400Wアンプを備えた18スピーカー・オーディオ・システムは、車両下部の構造体をスピーカーの共鳴室して活用している。

ビスポーク可能なデジタル・インスツルメント

ダッシュボードのピラー・トウ・ピラーのガラスパネルに収められたセントラル・インフォメーション・ディスプレイには高機能なOS『スピリット』が組み込まれた。

これにより、ビスポークによるパーソナライゼーションの範囲はハードウェアからソフトウェアへと拡張され、インテリアやエクステリアに合わせてデジタル・インスツルメントのカラーをカスタマイズ可能とした。

『スピリット』はロールス・ロイス・オーナー専用のアプリケーション『ウィスパーズ』を統合。目的地情報をクルマに直接送信したり、車両の位置確認や施錠をリモート管理できる機能を持つ。

助手席側には星空からインスピレーションを得たイルミネーテッド・フェイシアを採用。タイムラプスの天体写真を彷彿とさせるデザインで星空の動きを表現でき、ビスポークでオリジナルのモチーフを作り出すことも可能だ。

新テキスタイルも選択可能なインテリア

ゴースト・シリーズ IIのインテリアには竹から作られたレーヨン生地『デュアリティ・ツイル』を選択することもできる。この新たなテキスタイルは、かつてヘンリー・ロイス卿が冬期を過ごしたヴィラ・ミモザに隣接するコート・ダジュールの庭園よりインスピレーションを受けて開発された。

ブランド創業者たちのイニシャルである『R』を重ね合わせたモチーフとセーリングヨットのロープを想起させるデザインには、フレンチ・リビエラへのさりげないオマージュが込められているという。

シートにはロールス・ロイスのクラフトマンが生み出した革新的な工芸技術『プレースド・パーフォレーション』も選択可能。

これはレザーに小さな穴を開けてユニークなアートワークを施す技法。パーフォレーション(穴)の大きさを変化させることで奥行きあるグラフィックを表現できる。ロールス・ロイス本社のある英グッドウッドの空に浮かぶ雲の形と影からデザインされた。

伝統の走り味を最新技術で表現

ゴースト・シリーズ IIはパワフルで静粛性に優れた6.75L V12 ツインターボエンジンを搭載。8速のトランスミッションを介して4WDと4WSで車両を制御する。最大トルクの86.7kg-mはわずか1600rpmから湧き上がり、ロールス・ロイス特有の『ワフタビリティ(浮遊感)』あるフィーリングを生み出す。

足まわりには定評のあるプラナー・サスペンション・システムを採用。フロント・サスペンション上部には独自のアッパー・ウィッシュボーン・ダンパー・ユニットが組み込まれている。このユニットは電子制御式ダンパーやセルフレベリング機構付きの大容量エアストラットと連動しロールス・ロイス特有の『マジック・カーペット・ライド』をよりエフォートレスに表現するという。

また、5リンクのリアアクスルにも同様のセルフレベリング機構付きの大容量エアサスペンションを採用している。

ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIも同時に展開

反骨精神あるオーナーが求める、より大胆なビスポーク・コミッションに応える『ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II』も同時に展開が発表された。

ロールス・ロイスの破壊的な分身であるブラック・バッジには、控えめながらもインパクトあるエクステリア・デザインを採用した。

また、V12エンジンも専用チューニングとなっており、標準モデルと比較して、プラス29ps/5.1kg-mとなる600ps/91.8kg-mのスペックを誇る。

最上級リア・スイート、ゴースト・エクステンデッド・シリーズ II

ゴースト・シリーズ IIに最上級のリア・スイート・スペースを求める顧客のために、ロングホイールベースのゴースト・エクステンデッド・シリーズ IIも同時に発表された。優雅なシルエットはそのままに、リアドア部を拡張、後席スペースを170mm拡大したモデルとなる。

より広がった後席スペースにはプライベート・ジェットのようなリクライニング式のセレニティ・シートやシャンパン・クーラーを選択することも可能だ。

これらの改良はゴースト・シリーズ IIのダイナミクスを損なうことなく実現されており、実際のところ、エクステンデッド・モデルを選択するオーナーの多くが、自らステアリングを握るためにオーダーしているという。

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みんなのコメント

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  • 投資家のコメント
    ロールス・ロイスにいつか乗る。マジで俺頑張るわ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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