マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンとレッドブルの元チーム代表クリスチャン・ホーナーの不和は、長年にわたり盛んに報道されてきた。ホーナーは解雇されたためグランプリにはもう帯同していないにもかかわらず、ブラウンはF1第14戦ハンガリーGPの週末に彼をけなす機会を逃さなかった。
イギリス紙のインタビューで、レッドブルの権力交代がF1における各チームの連携にどのような影響を与えるかと問われると、ブラウンはホーナーの後任であるローレン・メキースを「ローレンが今の役割を担っていることをうれしく思う。私はローレンを気に入っている。物事は健全になるだろうし、コースでの競争にまた集中できるかもしれない」と称賛した。
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これは、ブラウンの目的がメキースを称賛することではなく、ホーナーをふたたび批判することにあることを意味する最初のヒントだった。ブラウンは続けて、次のように語った。
「スポーツには常に政治的な側面があるが、ローレンがいればより健全になると思う。私はローレンのファンだし、長いこと彼のことを知っているので、彼とレースをするのは楽しいだろう」
その後、ホーナーとの個人的なライバル関係がどのように発展したのか尋ねられると、ブラウンは「行き過ぎだった」と認め、「F1には常に政治的駆け引きがある。彼らのフレキシブルウイングや何かを止めさせるべく、努力するとしよう。だが、軽薄な疑惑に巻き込まれたら、それは行き過ぎだ」と語った。
またブラウンは、チーム代表のなかでホーナーが浮いた存在だと考えていたと主張した。
「今、ピットレーンを見渡してみると、我々が政治的に激しく争っているのがわかる。だが、一線は越えていない。その一線は以前越えられたことがある」
「(マクラーレンとレッドブルの争いは)少しはよくなるだろう。なぜなら、今は信頼関係が深まっているので、たとえ一部が機密事項になる可能性のあるトピックについて腰を据えて話し合うときでも、『これを政治的な武器として使ってやろう』と無意識に考えたりしないからだ」
「我々はよりよい場所にいて、もう少し団結し、もう少し信頼し合うだろう。コース上で戦っている間にも、スポーツにとって何がためになるのか、コース外で話し合うことができるようになるだろう。そして、そうしたことは政治的な理由で操作されたり、文脈から外れて解釈されたりすることはない」
そしてブラウンは、ホーナーとの確執がより個人的なものであることを明確にするために、彼のもうひとりの大きなライバルであるフェラーリのフレデリック・バスール代表との相違を指摘し、次のように語った。
「フェラーリとのレースのやり方が好きだ。フレッドは我々のマイアミでの勝利を祝うことで、それを始めたようなものだ」
「私はフレッドを長年知っている。彼は本物のレーサーだ。我々のレースのやり方において間違いなく互いに勝ちたいと思っていたが、私はそれを楽しんだ。それはスポーツにとって本当によいことだと思った。ファンの観点からすると、悪役のドラマは効果的だと思う。だが祝賀会のときに、『コース上では戦うが、その後、互いの写真に紛れて写り込む』という、すべてが偶然起こったような感じも、本当にいいと思う」ブラウンは最後に、「レースより楽しい方法だし、善玉警官と悪玉警官の役をやるくらい面白い」
[オートスポーツweb 2025年08月08日]
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ホーナーは騒ぐけど政治力はそんなにないし