ホンダのジョアン・ミルはMotoGPスペインGPのスプリントで9位フィニッシュ。1ポイントを獲得した。
ミルは予選9番手からスプリントをスタート。ドゥカティ勢が上位6台を占め、オーバーテイクも難しい状況でなんとか入賞圏内でレースを終えた。
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ミルはレースを分析し、転倒しそうになりながらもなんとか免れたこと、そしてドゥカティのレベルを考えれば、この結果にはかなり満足していることを明らかにした。
「またクラッシュを避けることができた。ターン9でヒヤッとしたことがあった。それはヘビーだったけど、なんとかセーブできた。今日はクラッシュしなくて済んだ」
「最後の5ラップでコンマ2、3秒落ちてしまったからマシンのブレーキング方法を考えていたんだ。僕らが抱えている問題を考えると、フロントに大きな負担をかけるような乗り方をしなければならないからね」
「タイヤの右側が壊れ始めてしまった。地面に投げ出されないようにするために、バイクから足を外さなければいけないことが何度もあった。少しずつ学んでいったよ」
「パフォーマンスには満足している。いろいろな問題があった中で、9位だ。リザルトという点では決して”大爆発”ではないけれど、僕らの前には6台のドゥカティがいる。そのせいで、より良い結果からは少し遠ざかっている」
「ああいう(ドゥカティ勢の)バイクが少なければ、もしかしたら5位以内に入っていたかもしれないし、違った形になっていたかもしれない」
「いろいろな問題があって、まだひとつも解決できていないけれど、僕たちはそこ(ポイントを争える位置)にいる。明日はミディアムタイヤが振動を少し和らげてくれると思う」
「他のマシンよりもはるかに競争力のある(ドゥカティの)マシンが前にいることで、僕たちの持つポテンシャルが少しも見えてこない。ライダーとしても、ファクトリーとしてもね。僕たちは向上しているが、彼らのレベルには達していない」
「ドゥカティと同じようなタイムでスプリントを終えて、他のファクトリーチームと戦えるようになったことが僕を変えた。楽しむことができるようになった。スズキでタイトルを獲得したジョアン・ミル(2020年の自分)も同じだった」
「あまりマージンは残っていなかった。今日はタイヤが終わってしまったからね。他に何もできることはなかった。あとコンマ2秒タイムを上げようとしていたら、転倒していたかもしれない。僕にとってはスマートなレースだったから満足している。でももっと欲しい。9位で満足するわけにはいかないんだ」
スペインGP後の月曜日には公式テストが行なわれるが、スペインGPにはテストライダーのアレイシ・エスパルガロもワイルドカード参戦し、バイクの開発を進めている。
これがどういう意味を持つかについて、ミルは「とても助かるよ。ファクトリーライダーになれるライダーをテストライダーとして起用できた。これは僕らにとって素晴らしいアドバンテージだ」と語った。
「アレイシはとても速いし、彼がテストをしていて、僕らがパフォーマンスに集中しているという事実は、月曜日や次のグランプリに向けて僕らの肩の荷を下ろしてくれる。ヘレスはいいサーキットだし、ここからもっと強くなれる。僕らはうまくいっている」
「通常、ここで速ければどこでも速い。ここで抱えている問題は、もし解決しなければ今後のレースでも抱えることになる。ドゥカティに近づくためには、この振動の問題を解決することが必要なんだ」
ドゥカティが支配している現状について、ミルはドゥカティ勢はWSBK(スーパーバイク世界選手権)のようにエンジン回転数を制限すべきだと冗談混じりに語った。
「ドゥカティを除けば、他のブランド間の均衡は本物だ。僕たちは他のバイクと戦うことができる。だから楽しいんだ」
「今は他のマシンとは戦えるが、ドゥカティとは戦えない。彼らはスーパーバイクのように回転を落とさなければならない。でも、彼らには6000回転くらいの余裕があるからね」
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みんなのコメント
モト1.5クラスが無くなって何より。