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キャデラックが「CT4-V」と「CT5-V」を設定。CT6-Vと合わせて新世代Vシリーズが出揃う

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キャデラックが「CT4-V」と「CT5-V」を設定。CT6-Vと合わせて新世代Vシリーズが出揃う

ゼネラルモーターズはこのほど、キャデラックの高性能モデル「V」シリーズに、「CT4-V」および「CT5-V」を設定したと発表した。これにより、ひと足先に本国で発表された「CT6-V」と合わせて、新世代Vシリーズが出揃った。

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「CT4」は従来のATSの後継を担うDセグメントモデル、一方、「CT5」はCTSの後継となるEセグメントモデルだ。ちなみに「CT6」は今年の5月に日本上陸したキャデラックの旗艦サルーン。



 このたび設定された「CT4-V」は、ベース車「CT4」のスタンダードモデルに先んじて登場。ボディサイズは全長4756×全幅1815×全高1423mmで、ホイールベースは2775mm。搭載される2.7L直列4気筒ターボエンジは320psと500Nmを発揮する。


 「CT5-V」は全長4924×全幅1883×全高1452mm、ホイールベース2947mmのボディに、355ps/542Nmを発する3LV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。ベースモデルの「CT5」はこの4月に本国で発表されたばかりだ。

 いずれもトランスミッションは10速ATで、駆動方式はFRとAWDを設定。さらにブレンボ製フロントブレーキや、マグネティック・ライドコントロール4.0を採用したVシリーズ専用のパフォーマンスシャシーが搭載されている。また、「CT4-V」では機械式の、「CT5-V」では電子制御式のリミテッドスリップディファレンシャルが搭載されている点も新世代Vシリーズらしい特色となっている。


今年1月の北米国際自動車ショー(デトロイトショー)で発表された「CT6-V」には、550psと850Nmを引き出す4.2LV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。10速ATやパフォーマンスシャシーが採用されている点は「CT4-V」や「CT5-V」と変わらないが、駆動方式はAWDのみとなっている。

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