いきなりではあるが、好きな人には自分の好きなモノを共有したいし、理解を得たいところだ。モータースポーツファンならば、恋人やパートナーなど一番身近な人と自分の好きな話題で盛り上がることができれば嬉しい。
しかしモータースポーツに馴染みのない人にファンになってもらおうといきなり通常のサーキットへ連れて行くのは、ハードルが高いと言える。日本国内のサーキットは、アクセスしやすいところにあるとは言えないからだ。旅費も嵩む。
■一般販売自体が珍しい!? フォーミュラE東京E-Prix、激レアチケットも用意。関係者&セレブと共に“レースだけじゃない”極上体験
サーキットに行くのが大変なら、東京でレースをやらせればいいじゃない……マリー・アントワネットが現代を生きていたら、きっとそう言っていたに違いない(?)。しかし実際にそんなレースがあるのだから、我々は幸せだ。
まだモータースポーツの魅力に気づいていない”ラッキーな”恋人やパートナーなどとモータースポーツ観戦に行くのなら、電動フォーミュラレースの最高峰であるフォーミュラEの東京E-Prixが最良の選択肢と言えるだろう。
昨年日本で初開催された東京E-Prixは、5月17日(土)と5月18日(日)に行なわれる今年も東京ビッグサイト周辺の公道に設置される特設コースが舞台。もちろん、都心からの公共交通機関でのアクセスも良好であり、デートプランの中に”シレッと”入れ込むなんてこともできる。
たとえば、こんなプランはどう?
■東京E-Prixデートプラン
10:30 蔵前集合!まずはSNSで見つけたオシャレなカフェへ
11:30 浅草へ移動し東京都観光汽船 クルーズ乗船
12:30 お台場着。台場駅からゆりかもめに乗車し、東京ビッグサイト駅へ
12:45 東京ビッグサイト駅を降りれば、目の前はもうサーキット!
13:00 ファンビレッジで体験型アクティビティ+グルメを楽しむ
15:00 いよいよコースサイドで観戦へ
16:00 ファンビレッジで行なわれる表彰式に参加! ドライバーがこんな間近に!?
17:00 鉄は熱いうちに打て……パートナーがフォーミュラEを気に入ったらシティサーキットへ
2025年の東京E-Prixは2日間のダブルヘッダー開催となり、土日にそれぞれフリー走行、予選、決勝が行なわれるため、1日でレースイベント全て楽しむことができる。モータースポーツファンとしては1から100までしゃぶり尽くしたいところだが、ファンではない人に推しすぎると逆効果になる可能性もある。ここはグッと我慢して、決勝レースに絞って観戦することにする。
この日は休日。朝はゆっくり起きて、10時30分に東京の隠れたチルい街、蔵前で集合し、まずはオシャレなカフェで1杯。映える写真も撮っておこう。InstagramやTik Tokで「#蔵前カフェ」と検索すれば、きっと好みのお店が見つかるはずだ。
朝のコーヒーを楽しんだ後は、浅草へに移動する。徒歩でもすぐ。天気が良ければ、東京の下町を散策しながら向かうのもアリだ。そして浅草から東京都観光汽船に乗り込み、水路でお台場海浜公園へと向かう。所要時間は1時間前後と電車の方が早いが、あえて船から東京の町並みを眺めるのも乙だ。
お台場に到着したら、ゆりかもめに乗り換えて東京ビッグサイトへ。東京E-Prixの会場に到着だ。まずはファンビレッジでフォーミュラEシミュレータなどを体験し、フードトラックや屋台のグルメで腹ごしらえ。少し多めに買って観戦に備えようか。
そしていよいよコースサイドでレース観戦。今年からフォーミュラEは新車両Gen3 Evoが導入されており、アタックモード時にはリヤだけでなくフロントにもパワーが送られ四輪駆動となる。最高出力350kWのスピードは圧巻だ。
フォーミュラEは内燃エンジンから奏でられる大迫力のサウンドの無さが指摘されることもあるが、そもそもモータースポーツにあまり触れてこなかった人たちにとってはあまり重要な訴求点ではないのかもしれない。多気筒エンジンに馴染みのない若年層なら尚更だし、実はフォーミュラEのモーター音もかなりのもの。ただ、これも電動レースならではだが、場内実況も聞き取りやすい。
表彰式を選手たちの間近で見ることができるというのもフォーミュラEの良いところ。今年は2日間を通して人気アーティストによる音楽ライブもある。
鉄は熱いうちに打てとは良く言ったもので、恋人やパートナーがレースを見てフォーミュラE、モータースポーツに興味を持ってくれたのならば、近くのCITY CIRCUIT TOKYO BAYへ行って実際に電動カートを体験してもらおう。観る楽しさだけではなく、操る楽しさも伝えられるはずだ。
ただ、恋人やパートナーが1日のデートで疲れていたり、さほど気分が乗っていなかったりしたら、無理に引き回すことなく別のプランを実行しよう。会場を少し離れて新橋(ゆりかもめで一本!)や渋谷・新宿(りんかい線で一本!)でグラスを傾けるのもよし、近くのTeam LABへ行ってさらなる映えを狙うもよし。そんな気遣いができちゃうのも東京E-Prixならではだ。
ちなみに、このデートプランで上手く行かなかったとしてもmotorsport.com日本版は一切の責任を取らないので悪しからず……自分の好きなモノを押し付けても物事は上手く行かない。相手に合わせて臨機応変に対応していこう。
子ども連れという場合でも、東京ビッグサイトからゆりかもめで15分程度の日本科学未来館に行くプランを組み合わせることもできる。未来館には地球環境や持続可能エネルギーに関する常設展示もあり、フォーミュラEと関連づけて、お子さんの知的好奇心を高めることができるかもしれない。
東京E-Prixの観戦チケット一般販売は、3月8日(土)からスタートしている。恋人やパートナーなどをモータースポーツの“沼”に引き入れるチャンス……この機会にトライしてみてはいかがだろうか?
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