FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は今週初め、2025年のMotoGPレギュレーションに関する一連の変更を発表。これに合わせ、2027年のレギュレーション変更に向けたテストの禁止についての合意も行なわれた。
4月29日に施行されたこの変更には、負傷から復帰したライダーのためのテストデーの導入や、先日のアメリカズGPでの騒動に端を発したスタート手順の明確化などが含まれる。
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レギュレーションの変更に加え、FIMは2027年シーズンに向けてメーカーがすでに開発を進めているプロトタイプバイクのテストに関する合意も発表した。850ccエンジンへの移行、エアロダイナミクスの低減、ライドハイトデバイスの簡素化など、2027年にはMotoGPの技術的な大改革が予定されている。
一部のメーカーはすでに2027年型マシンの初期プロトタイプの開発を進めているが、先日のスペインGPの週末に行われたミーティングでは、これらのマシンは2025年シーズンが終了するまでサーキットでテストできないことが合意された。
「2025年シーズン中は2027年仕様のマシンをテストしないという合意がメーカー間で交わされた。つまり、2027年仕様のモーターサイクルをテストできるのは、2025年11月17日以降ということになる」と、FIMは発表した。
2025年のMotoGPは11月16日にバレンシアGPで終了するが、2026年シーズン最初のプレシーズンテストは11月18日に同サーキットで予定されている。
レギュレーションの刷新に加え、MotoGPは2027年から新たにピレリを迎える。ピレリは2024年からMoto3およびMoto2クラスにタイヤを供給しているが、最高峰クラスでもミシュランに代わってタイヤ供給開始するため、シリーズの単独タイヤサプライヤーとなるのだ。
ピレリは今シーズン中に、MotoGP用のタイヤコンパウンドの初期テストを実施する。このテストでは、MotoGPメーカーがテストライダーと、車高調整装置なし、基本的な空力パッケージのみを装備した1000ccバイクを提供する。
ピレリが全額出資するこのテストは、アラゴン・サーキットで6月8日に開催されるアラゴンGP以降に行なわれる予定だ。
motorsport.comが確認したところによると、ピレリのテストは予定通り行なわれるが、最終的な日程は未定。新規定のテスト禁止による影響はないようだ。
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