現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ブリヂストンは2008年から開発に取り組んできたエアレスタイヤのプロトタイプによる初の走行テストを実施した 果たして量産化は?

ここから本文です

ブリヂストンは2008年から開発に取り組んできたエアレスタイヤのプロトタイプによる初の走行テストを実施した 果たして量産化は?

掲載 更新 3
ブリヂストンは2008年から開発に取り組んできたエアレスタイヤのプロトタイプによる初の走行テストを実施した 果たして量産化は?

ブリヂストンエアフリー(Bridgestone Air Free)。ブリヂストンのエアレスタイヤ、初走行。ブリヂストンは2008年からエアレスタイヤの開発に取り組んできた。そして今回、プロトタイプによる初の走行テストを実施した。しかし、残念ながら、量産化はまだ先になりそうだ。

もうパンクの心配は無用!日本のタイヤメーカー、ブリヂストンは2008年からこのモットーの実現に取り組んできた。エアレスタイヤは、悪路走行時の耐久性向上とトラブル軽減を目指している。このコンセプトでは、タイヤ内の空気の代わりに樹脂製のスポークを採用している。長年の開発を経て、ブリヂストンはついに「エアフリー」の路上テストを初めて実施した。

伝説のバイクが生まれ変わる!スズキが2027年型ハヤブサを発表 新たなカラーリングを纏った新型「隼」の全情報!

タイヤ内の空気をスポーク構造に置き換えることで、スペアタイヤが不要になる。ただし、このエアレスタイヤは従来の乗用車ではなく、自動運転ゴルフカートに装着された。最初のテスト走行での最高速度は時速20km(12マイル)だった。これはゴルフカートとしては標準的な速度だ。「日経アジア」の報道によれば、ブリヂストンの「エアフリー」は現在、低速車両向けに設計されている。

ブリヂストンの技術は多くの利点をもたらす。ブリヂストンは、「エアフリー」が一般乗用車に量産される時期については発表していない。エアレスタイヤには多くの利点がある。スペアタイヤの搭載が不要になるため、トランクのスペースを有効活用できる。また、軽量化により、燃費も向上する。さらに、「エアフリーコンセプト」技術を採用した樹脂製スポークは、従来のタイヤよりも設計の自由度が高く、リサイクル性にも優れている。

ブリヂストンの技術は、産業車両など、特殊な負荷に耐える必要のあるタイヤにも大きなメリットをもたらす。農業、鉱業、建設業では、タイヤのパンクは生産性や効率の低下につながる可能性がある。空気漏れも破裂も起こらないタイヤは、まさに待望の改良と言えるだろう。

CO₂排出量の削減タイヤの転がり抵抗によるエネルギー損失の約90%は、タイヤが回転する際の繰り返し変形によって生じる。ブリヂストンが2013年に発表した第2世代のエアレスタイヤは、タイヤ構造を簡素化することでエネルギー損失を最小限に抑えた。その結果、これらのタイヤは、ブリヂストンの燃費効率に優れた「エコピア空気入りタイヤ」と同等の低転がり抵抗を実現し、CO₂排出量の削減に貢献している。

2017年、ブリヂストンはエアレス自転車タイヤのコンセプトを発表した。第2世代のエアレスタイヤは2013年に発表され、転がり抵抗によるエネルギー損失を低減する簡素化された設計が特徴だった。2017年、ブリヂストンはエアレス自転車タイヤのコンセプトを発表した。

トヨタは電動スクーターにエアレスタイヤを装着してテストを実施した少なくとも1社の自動車メーカーが、ブリヂストンの新技術に注目している。2016年、トヨタは「セグウェイ」に似た2輪電動スクーターにブリヂストン製エアレスタイヤを装着し、公道で大規模な実地試験を実施した。しかし、トヨタは自動車分野での潜在的な活用についてはコメントしていない。

ブリヂストンの技術は、より持続可能な社会の実現に貢献するブリヂストンは、より持続可能な社会の実現に貢献するため、これからも技術革新を継続的に導入していくことを目指している。先進的なタイヤ技術の開発を通じて、普遍的で環境に優しいモビリティを実現し、持続可能な社会の実現に向けて継続的に取り組んでいく計画だ。プロジェクトの成功を祈りたい。

Text: Thomas Arndt and Maurus Elias MoritzPhoto: Bridgestone

文:AutoBild Japan

関連タグ

【キャンペーン】8月の毎週金・土・日はガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

自動車関連メーカーってやっぱりスゴイ!! QRコードに新幹線のブレーキに美容機器まで作っていた!
自動車関連メーカーってやっぱりスゴイ!! QRコードに新幹線のブレーキに美容機器まで作っていた!
WEB CARTOP
30年眠っていた草ヒロ状態のCR-Xを大復活。自作ワイヤータックが魅せる極上車
30年眠っていた草ヒロ状態のCR-Xを大復活。自作ワイヤータックが魅せる極上車
Auto Messe Web
編集部員がトラックのタイヤバーストに直面! スペアタイヤに交換すればOK……と思っていたらまさかの「自走不可」に陥った理由とは
編集部員がトラックのタイヤバーストに直面! スペアタイヤに交換すればOK……と思っていたらまさかの「自走不可」に陥った理由とは
WEB CARTOP
「安くてびっくり」「予想外」「100万円切ったとはいえ」など反響 ホンダ新型「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」価格100万円以下で発売に注目集まる
「安くてびっくり」「予想外」「100万円切ったとはいえ」など反響 ホンダ新型「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」価格100万円以下で発売に注目集まる
バイクのニュース
ツルツル凍結路から湿った雪道まで!! 重いクルマをしっかり支えるスタッドレスタイヤ「ウインガード アイス3」が登場!!
ツルツル凍結路から湿った雪道まで!! 重いクルマをしっかり支えるスタッドレスタイヤ「ウインガード アイス3」が登場!!
ベストカーWeb
三菱『デリカD:6』予想CG公開! PHEVを採用? D:5の進化のゆくえ
三菱『デリカD:6』予想CG公開! PHEVを採用? D:5の進化のゆくえ
レスポンス
高速道路でタイヤが一瞬で爆散→“木っ端みじん”に NEXCO公式の投稿写真にSNS戦慄「怖い、怖い」 夏の安全運転に警鐘
高速道路でタイヤが一瞬で爆散→“木っ端みじん”に NEXCO公式の投稿写真にSNS戦慄「怖い、怖い」 夏の安全運転に警鐘
乗りものニュース
路面を読んで足の硬さを変える!! 新型エルグランドの電子制御サスペンションはなぜ必要か?
路面を読んで足の硬さを変える!! 新型エルグランドの電子制御サスペンションはなぜ必要か?
ベストカーWeb
なぜレクサスは新型「ES」でセダンを“大胆に再定義”した? 電動化時代に導き出された“新しい高級セダン”の答えとは
なぜレクサスは新型「ES」でセダンを“大胆に再定義”した? 電動化時代に導き出された“新しい高級セダン”の答えとは
VAGUE
コレ無いと「仕事にならない」場合も トラックの「テールゲートリフター」にはドライバーの苦労が詰まっていた!
コレ無いと「仕事にならない」場合も トラックの「テールゲートリフター」にはドライバーの苦労が詰まっていた!
乗りものニュース
新型CX-5は「指名買い」すると損しちゃう?賢く買えるベストな買い方とは?【最新納期&値引き情報】
新型CX-5は「指名買い」すると損しちゃう?賢く買えるベストな買い方とは?【最新納期&値引き情報】
月刊自家用車WEB
ネクセンタイヤ、EV・SUV対応の新世代スタッドレス『ウインガード・アイス・スリー』を9月発売
ネクセンタイヤ、EV・SUV対応の新世代スタッドレス『ウインガード・アイス・スリー』を9月発売
レスポンス
ポルシェ911のエンジンは350馬力でブレーキは1200馬力! レーシングドライバーが語る「制動馬力」とは
ポルシェ911のエンジンは350馬力でブレーキは1200馬力! レーシングドライバーが語る「制動馬力」とは
WEB CARTOP
重たいEVやSUVでもしっかり止まる! ネクセンタイヤから頼れるスタッドレスタイヤ「WINGUARD ice3」が登場
重たいEVやSUVでもしっかり止まる! ネクセンタイヤから頼れるスタッドレスタイヤ「WINGUARD ice3」が登場
WEB CARTOP
いくら「ゴッツいブレーキ」を付けてもクルマは止まらない! レーシングドライバーが語るクルマの制動距離を司る意外な要素
いくら「ゴッツいブレーキ」を付けてもクルマは止まらない! レーシングドライバーが語るクルマの制動距離を司る意外な要素
WEB CARTOP
このスズキ愛はヤバすぎる! 50台ものスズキ車を所有してきた京大卒エンジニアが「ワイドアルト」に命をかけるワケ
このスズキ愛はヤバすぎる! 50台ものスズキ車を所有してきた京大卒エンジニアが「ワイドアルト」に命をかけるワケ
WEB CARTOP
巨大なボディからは想像できないほど運転しやすい!? 納車されたオーナーが語る試乗ではわからないランクル250のリアルな走行性能!
巨大なボディからは想像できないほど運転しやすい!? 納車されたオーナーが語る試乗ではわからないランクル250のリアルな走行性能!
ベストカーWeb
初代似のフォルムで『アウディA2』復活 A1やQ2の間接的後継EVは驚くほどの好電費 20年前のオリジナル以上の成功が見える?
初代似のフォルムで『アウディA2』復活 A1やQ2の間接的後継EVは驚くほどの好電費 20年前のオリジナル以上の成功が見える?
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

3件
  • qph********
    パンクレスならランフラットタイヤで代替できるから、スペース上のメリットはないし、デメリットはコスト

    それにいかにもずっと使えそうに感じるが、当然、寿命がある

    空気という無料のクッション材に代わるものは技術的には可能だが、コスト面では難しいのでは
  • ねこすき
    荷重変化への対応をどうやってするのかがとても気になります。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村