日本国内と海外の両方で販売されるクルマには、国内では目立たず海外で人気の「外弁慶」なクルマが存在する。海外専売となった現行11代目のトヨタ カムリは、長きにわたり販売台数第1位に君臨する「無双・外弁慶」なクルマなのだ!!
※本稿は2025年3月のものです
文:ベストカー編集部/写真:トヨタ
初出:『ベストカー』2025年4月10日号
戦いの舞台を世界に移したトヨタ カムリはもはや日本市場は眼中になし!?
【画像ギャラリー】海外での人気が異常なんじゃない……日本での不人気が異常なんだ!! 衰え知らずの売れ行きを見せるトヨタ カムリ(16枚)
北米現行型なら日本でも売れそう!?
2024年から海外での販売がスタートした11代目は、近年のトヨタ車のアイコンになるハンマーヘッドデザインを採用。残念ながら日本では未発売だ(涙)
初代はスポーティモデルのトヨタセリカをベースにした4ドアセダンで、1980年に登場したのがセリカ・カムリ。1982年発売の2代目からは単独名のカムリになり、初代のFRからFFモデルへと変更、以降はミドルクラスセダンとして独自のポジションを確立していった。
国内でも手堅い人気を保っていたカムリだが、やがて国内でのセダン人気に陰りが見え始め、販売成績を思うように伸ばせなくなった。これに反して海外では好調で、21年連続(!)で乗用車販売台数No.1という金字塔を打ち立てている。
海外での人気は衰え知らずだが、日本国内での苦戦は続き、ついに2023年にカムリの日本国内販売終了が決定された。
対する海外を見ると、2024年には前年に北米で発表された11代目モデルの販売がスタートし、中国でのリリースも始まっている。上質でありながら比較的手の届きやすい価格帯のカムリは、今後も海外では人気の4ドアセダンであり続けるだろう。
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みんなのコメント
土地が狭くガソリンの高い日本やヨーロッパに対して、土地が広くガソリンの安い北米では車の設計思想がかなり違うと思う。
要はアメ車はガラパゴス化していることをトランプは理解していない。
カムリは北米という殻に閉じこもっているカタツムリと思えてくるよw