ルサイル・インターナショナル・サーキットで開催されたMotoGP第19戦カタールGP。その決勝レースでは4人のライダーにタイヤ最低内圧の値で違反があった。
今シーズンのサマーブレイク明けから導入されたタイヤの最低内圧の規定は、スプリントでは最低30%、決勝レースでは最低50%以上は、最低内圧を上回った状態で走行する必要があると定められている。
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なお今シーズンはルールの施行初年度であるため1回目の違反は警告のみで済む。ただここまでで既にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が2回目の違反で3秒のタイムペナルティを受けている。また来シーズンからは違反即失格の厳しい処罰が予定されている。
そしてカタールGPの決勝レースでは、新たに4人のライダーがこの規定に違反したことが発表された。
違反があったのはヨハン・ザルコ(プラマック)、アウグスト・フェルナンデス(GASGAS)、ジャック・ミラー(KTM)、アレックス・マルケス(グレシーニ)の4人で、いずれもフロントタイヤの数値で規定違反があった。
これまでに合計18人(内3名は非レギュラー参戦)のライダーが内圧違反を犯している。今シーズンは残すところ最終戦バレンシアGPのみとなっているが、タイトル争い中のフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)とホルヘ・マルティン(プラマック)も既に1回目の警告を受けており、彼らが最終戦で違反を犯した場合、結果にも影響が及ぶ可能性がある。
最低内圧ルールにはライダー側から批判の声も寄せられており、マルティンはこのルールのせいで「100%のライディング」ができないと主張している。
「このルールのせいで100%の走りができないのは残念だ」
「残念だよ。どう言えばいいのかわからないけど、このルールは……僕らの立場を理解してもらって、フロントの最低内圧を引き下げてもらう必要がある。なぜなら僕たちは本当のレースを目にできていないからだ」
「僕たちが見ているのは、テクニカルなレースだ。もしクルーが間違ったタイヤ内圧を設定したら、僕はプッシュすることができないし、ポテンシャルを発揮することもできない」
「今年はこんな感じだけど、来年は一度でもルールを破れば、レースから除外される」
「そうなると大惨事になる。このルールはレーススタイルを破壊するようなモノだし、なんとかしてもらう必要がある」
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