主役の座にあと一歩届かず!! ブームの陰に散った悲運のモデルたち

　SUVやミニバンなど、特定の自動車カテゴリーがブームになる時期がある。そのブームで販売を伸ばしたクルマはいいのだが、流れに乗れず惜敗（？）したモデルも存在する。今回はそうした“ブームに乗り損ねた”車種を見ていこう。

文：長谷川 敦／写真：スバル、ダイハツ、トヨタ、マツダ、三菱自動車、CarWp.com、Newspress UK

バブル期の自動車ブームに咲いた仇花

●マツダ・ルーチェ（5代目）

　1980年代末～1990年代初頭の日本国内バブル景気時代には、各自動車メーカーから高級車が続々と発売された。

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ガイアに関しては、ディーラーがまだ多チャネルだった時代に、トヨペット店のイプサムに対して、同様のクルマを欲しがったトヨタ店のために造られたのがガイア

同様にカローラ店のために、ナディアが造られた

オデッセイはコスト面というよりは、生産設備面がその理由
生産が今はもう無い狭山工場のアコードの生産ラインを使うことが決まり、全高はその生産ラインの制限で決まり、室内高の確保のために必然的に低床になった

インプレッサグラベルEXは、国内仕様に関しては通常のインプレッサと最低地上高が変わらなかったけど、海外仕様は最低地上高が上げられていた

これがのちのXV→クロストレックへと繋がった

[tondemo310]

イプサムベースはガイアだけじゃない。ナディアもある。ナディアは使わない3列目を潔く捨てて、広い後席と使えるラゲッジを実現した。
ミニバンに比べて重心が低く、ロールが抑えられているのに前席は乗り心地が良い。