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自動車重量税とは?車検時の税額計算や支払うタイミングなどを網羅的に解説

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自動車重量税とは?車検時の税額計算や支払うタイミングなどを網羅的に解説

車検・点検・メンテナンス [2025.04.30 UP]


自動車重量税とは?車検時の税額計算や支払うタイミングなどを網羅的に解説
自動車を所有していると、避けてはとおれない維持費のひとつに「自動車重量税」があります。新車購入時や車検の際に必ず支払う税金ですが、くわしく知らないという人は多いでしょう。

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自動車重量税は、車両の重量や経過年数などに応じて課税される国税です。普段意識することはありませんが、車検費用のなかで大きな割合を占めています。

この記事では、自動車重量税の概要から支払うタイミング、計算方法、具体的な金額などを網羅的に解説します。廃車にした際の還付についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。


1. 自動車重量税とは
自動車重量税とは、車両重量や経過年数に応じて定められている国税です。

自家用車だけでなく、トラックやバスなどの事業用車両も対象となります。エコカー減税対象の場合は、免税や減税といった優遇措置が受けられます。


2. 自動車重量税を支払うタイミング

トラック(イメージ)
自動車重量税は、車を購入した新規登録時と車検時に納付します。

新車購入時は新規登録時に初回車検までの3年分の重量税をまとめて払います。その後は、車検のタイミングで次回車検までの2年間分を支払うことになります。

納付手続きは、販売店や車検を依頼した業者がおこなうため、手続きは不要です(自分で車検する場合を除く)。

新車購入時や車検時に自動車重量税を支払わなければ、車両登録や車検を受けられません。


3. 自動車重量税の計算に関する4つの要素
自動車重量税は、法律で定められているため、車検を受ける場所が変わっても税額は変わりません。

ただし、車種や車両の特性によって金額が変わるため、以下4つの要素を理解しておきましょう。

1. 車両重量
2. 自動車の用途
3. 経過年数
4. エコカー対象

順にご紹介します。


(1) 車両重量
自動車重量税は、車両重量によって金額が変わります。

500kg刻みで区分されており、たとえば車両重量が1,500kgの車は「1,001kg~1,500kg」の区分に該当します。

500kg以下の区分も存在し、車両重量が軽いほど重量税は安くなるのです。

ただし、軽自動車は車両重量が変わっても一律同じ金額です。

正確な区分と税額はこちらから確認できます。車両重量は車検証で確認しましょう。


(2) 自動車の用途
自動車の用途によって、自動車重量税の計算方法は異なります。

・自家用乗用車(普通車):上記の車両重量によって税額が決まる
・特殊用途車:車両総重量によって税額が決まる
・トラック(車両総重量8t以下):車両総重量によって税額が決まる
・バス、トラック(トラックは車両総重量8t超から適用):車両総重量によって税額が決まる

さらに、自家用車と事業用車(路線バスやタクシーなど)によっても金額が異なります。事業用車は、自家用車より安く設定されています。


(3) 経過年数
新車登録からの経過年数によっても、自動車重量税は異なります。

・新車登録から13年経過:13年経過以降は自動車重量税が増額される
・新車登録から18年経過:18年経過したら、さらに自動車重量税が増額される


(4) エコカー対象
環境性能に優れた「エコカー」は、自動車重量税の免税・減税を受けられます。

エコカーに対する優遇措置は、環境負荷の低減を目的としており、国土交通省が定める燃費性能や排出ガス性能が一定基準を満たす車が対象です。

エコカー減税対象車は、こちらから確認できます。


4. 自動車重量税の金額早見表

自動車(イメージ)
ここでは、自家用乗用車の自動車重量税の金額を、新規検査時(3年分)と継続検査時(2年分)で一覧にしています。


(1)新規検査時の自動車重量税(3年分)
自家用乗用車の重量税は、重量やエコカー減税の適用有無によって異なります。自家用乗用車の重量税は以下の表のとおりです。

車両重量エコカー
(免税措置された場合)エコカー(減税措置された場合)エコカー外本則税率から軽減50%減25%減本則税率軽減なし0.5t以下0円3,700円5,600円7,500円12,300円~1t0円7,500円11,200円15,000円24,600円~1.5t0円11,200円16,800円22,500円36,900円~2t0円15,000円22,500円30,000円49,200円~2.5t0円18,700円28,100円37,500円61,500円~3t0円22,500円33,700円45,000円73,800円※自家用乗用車は白の3・5・7ナンバー車

参照:令和5年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方(フローチャート) その1 p.5|国土交通省

一方、軽自動車は重量によって重量税の変動はありませんが、エコカー減税の適用有無によって重量税が異なります。

エコカー
(免税措置された場合)エコカー(減税措置された場合)エコカー外本則税率から軽減75%減50%減25%減本則税率軽減なし0円1,800円3,700円5,600円7,500円9,900円※検査対象外軽自動車および二輪を除く

参照:令和5年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方(フローチャート) その1 p.6|国土交通省


(2)継続検査時の自動車重量税(2年分)
継続検査の場合、新規登録からの経過年数に応じて重量税が異なります。

自家用乗用車の重量税は以下の表のとおりです。

車両重量エコカー
(免税措置された場合)エコカー
(減税措置された場合)エコカー外13年未満車の金額13年経過車の金額18年経過車の金額0.5t以下0円5,000円8,200円11,400円12,600円~1t0円10,000円16,400円22,800円25,200円~1.5t0円15,000円26,400円34,200円37,800円~2t0円20,000円32,800円45,600円50,400円~2.5t0円25,000円41,000円57,000円63,000円~3t0円30,000円49,200円68,400円75,600円※自家用乗用車は白の3・5・7ナンバー車

※参照:令和5年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方(フローチャート) その5 p.6|国土交通省

軽自動車の場合、新規検査時と同じように、重量が変わっても一律同じ税額です。軽自動車の重量税は以下の表のとおりです。

エコカー
(免税措置された場合)エコカー
(減税措置された場合)エコカー外13年未満車の金額13年経過車の金額18年経過車の金額0円5,000円6,600円8,200円8,800円※軽自動車は検査対象外車および二輪を除く

※参照:令和5年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方(フローチャート) その5 p.7|国土交通省


5. 次回の自動車重量税の確認方法
国土交通省は、次回の車検時にかかる自動車重量税を確認できるサービスを提供しています。簡単に確認できるので、ぜひ利用してみてください。


(1) 自家用乗用車
・次回自動車重量税額照会サービス(自家用乗用車)
・次回自動車重量税額照会サービスの利用方法(自家用乗用車)

(2) 軽自動車

・次回自動車重量税額照会サービス(軽自動車)
・次回自動車重量税額照会サービスの利用方法(軽自動車)


6. 車を廃車にする場合は重量税が還付される?
廃車手続きをする際に、車検の残存期間が1カ月以上残っている場合は、その期間に対応する自動車重量税が還付されます。

これは、支払い済みの自動車重量税のうち、使用していない期間分が戻ってくるという仕組みです。残存期間が長いほど、還付額も多くなります。

ただし、業者に廃車手続きを依頼する場合、還付金が廃車にかかる手数料と相殺されることがあります。くわしくは、見積書の記載を必ず確認しましょう。


7. 車検に関することはグーネットピットにお任せください
自動車重量税は、車両重量や経過年数などによって異なる税金です。車の維持に必要な税金のひとつなので、税額を把握しておくことは非常に大切です。

もし、自動車重量税について疑問点や不明な点があれば、お近くの整備工場にお尋ねください。経験豊富なスタッフがお答えいたします。

さらに、車の状態を丁寧に確認し、最適な車検プランをご提案いたします。安心して車検を受けられるようにサポートいたしますので、ぜひ一度お問い合わせください。

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文:グーネット

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みんなのコメント

1件
  • f20********
    13年超の重課はいい加減見直しましょう。信頼性の上がった今のクルマは10年以上乗る人だって多いでしょうし、そもそもそれ以上のビンテージに乗る人からは他にも違う名目の税をたっぷり吸い上げているでしょう。13年以上乗り続けるのとコロコロ買い換えるのと、どちらが環境負荷が大きいのですかね?
    ホント国会議員は仕事してくれ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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