光岡の「新型“5人乗り”スポーツカー」発表！ 旧車デザインの「“4ドア”モデル」！ 「2リッターハイブリッド」＆CVT採用！ 丸目四灯の「M55 1st エディション」が販売店でも話題に

■旧車デザインの「新型4ドアスポーツカー」に広がる注目

　2025年3月27日、光岡自動車は新型4ドアスポーツカー「M55 1st Edition（エムダブルファイブ ファースト エディション）」を正式に発表し、同日より全国のミツオカ販売店にて受注受付を開始しました。

　販売店にはどのような声が届いているのでしょうか。

　M55シリーズは、光岡自動車が創業55周年を記念して開発した特別な1台で、ホンダのスポーティハッチバック「シビック」をベースに、1970年代を思わせる旧車スタイルを組み合わせたモデルです。

　2023年11月に世界初公開された当初はコンセプトカーとしての扱いでしたが、市販化を求める声が高まり、2024年2月には正式に市販化が発表されました。

　同年11月には「M55 Zero Edition」が100台限定で販売され、受付開始からわずか10日間で申し込み枠がすべて埋まる人気ぶりを見せました。
　
　今回のM55 1st EditionはM55シリーズ第2弾に位置づけられ、装備や仕様にいくつかの変更が加えられています。

　Zero Editionが1グレード・1カラーで展開されていたのに対し、ファーストエディションではグレード構成が3タイプとなり、1.5リッターガソリンターボ車の「LX」に加えて、2リッターハイブリッドを搭載した「e：HEV LX」および「e：HEV EX」が加わりました。

　全車ともCVTを採用し、M55 Zero EditionのようなMT設定モデルは存在しません。

　ボディサイズは全長4735mm×全幅1805mm×全高1415mmで、ホイールベースは2735mmです。

　乗車定員は5名。車両重量は1520kg、最低地上高は135mmとなっています。
　
　駆動方式はFFで、燃料はレギュラーガソリン、燃料タンク容量は40リッターです。

　ボディカラーについては、Zero Editionが「レジェンダリーグレーメタリック」のみの展開だったのに対し、1st Editionでは標準4色に加え、オプション6色を含む計10色から選択可能です。

　M55 1st Editionの生産は2026年を予定し、販売予定台数は250台とされています。

　価格（税込、以下同）は、ガソリンモデルのLXが756万8000円、ハイブリッドモデルのe:HEV LXが811万8000円、e:HEV EXが842万7100円に設定されています。

　それでは、今回発表されたM55 1st Editionについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。

　関東圏のミツオカ販売店担当者は次のように話します。

「ゼロエディションの時とは違い、じわじわと関心が寄せられているといった印象です。現時点でおよそ50台分の予約が入っていますが、枠にはまだ余裕があります。

　ゼロエディションとの形状は共通なので、5月以降に納車される実車を見てから予約を検討される方もいらっしゃると思います。

　購入の動機としては、『人とは違うクルマに乗りたい』『注目されたい』といった理由が多く見られますが、中には、『このデザインなら普段使いもできる』と、メインカーとして検討している方も少なくありません」

　M55 1st Editionは「ヒミコ」や「ロックスター」のような個性重視のモデルでありながら、日常使いにも適した設計となっている点が、購入を後押しする要素のひとつになっているようです。
　
　また、関西圏の販売店担当者は次のように話します。

「旧車やアメ車のようなデザインに惹かれている方が目立ちます。

『見た目のインパクトがあるのに、ハイブリッド仕様もあるのはうれしい』『こういうクルマを日常使いできるのは魅力』という声がありました。

　納期については来年以降になる見込みです。

　ゼロエディションよりも選択肢の幅が広がった分、カラーやグレードで悩んでいる人も多いようです」

　実車のインパクトに加え、選択肢の広がりが迷う楽しさを生んでいる点も、M55 1st Editionの特徴といえます。

Comments

[shi********]

二十世紀の中国が作ったかと思うようなダッジのパチモンみたいなクソ外観とクソ価格が伴ってクソにまみれる。
外観以外なんの強みもない会社でこれはすごい。

[BPM4403]

800万も出して、こんなデザインの崩壊した車を買うというひとがいるとは・・・。
サイドから見るとなにが酷いのかよくわかる。
こんなものでも欲しがる人がいるのだから、車文化もカーデザイン文化も終焉を迎えているというのも納得。