この記事をまとめると
■東風日産のEV「N7」が約1カ月で1万7000台を超える受注を獲得した
BEV一辺倒のようにみえる中国だがそれは思い込み! 政府も「マルチパスウェイ」を推し進めている
■メインの購入層は若いファミリーで「N7」が初の日産車という人が70%を占める
■今後の日産のNEV戦略にも注目したい
広州国際モーターショーで発表された新世代EV「N7」
2024年11月15日に広東省広州市で開催された広州国際モーターショーで発表された電気自動車「N7」。これは日産の中国合弁会社である東風日産乗用車公司が開発したミッドサイズセダンで、東風日産と中国の自動運転スタートアップ企業であるモメンタ社が共同開発した「ナビゲート・オン・オートパイロット」と呼ばれる先進の運転支援技術を搭載しているのが特徴だ。
また、洗練された外観に加え、アメリカの半導体メーカーであるクアルコム社の「スナップドラゴン8295プロセッサー」を搭載したインフォテイメントシステム採用。このプロセッサーはシャオミのEVセダン「SU7」にも搭載された最先端のプロセッサーで、画面操作のスムーズさと高い機能性を実現する。
中国での多様なニーズに応えるためグレードには「マックス」「プロ」「エア」の3つが用意されている。「マックス」と「プロ」についてはバッテリーの容量を選ぶことが可能だ。
発売から約1カ月で1万7000台を受注するヒット!
2025年4月25日に発売された「N7」は、発売後わずか約1カ月で1万7215台もの受注を獲得したと日産が発表した。
東風日産は11万9900元(約240万円)から14万9900元(約300万円)の価格で「N7」を販売しており、主な購入層は35歳以下の若いファミリーユーザーで、そのうち70%が「N7」が初めての日産車になるという。
今回のヒットについて日産は、「N7の優れた快適性や日産ブランドへの信頼に加え、お手頃な価格がお客さまに受け入れられ、多くの受注と新たな顧客層の開拓につながった」と分析している。また、「N7」は日産の経営再建計画「Re:Nissan」の商品戦略の再構築を力強くサポートすると語気を強めている。
中国市場に攻勢をかける日産のNEV戦略に期待
東風日産は今後、実店舗で「注文」「配送」「アフターセールス」を分離させたチャンネルを構築する方針だ。すでに100店舗超のNEV専用配送センターと500店舗超の注文センターを全国に設置しており、オンラインでもアプリを通じてメンテナンスの予約や進捗状況をリアルタイムで表示する機能、さらにユーザー同士が交流できる専用のコミュニティスペースを提供している。
日産が2027年夏までに中国で展開を予定する9種類のNEV(新エネルギー車)の第1弾として登場した「N7」だが、このヒットをきっかけに、日産が今後のNEV戦略をどのように展開していくのかに注目したい。
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みんなのコメント
なんでもかんでも余計な物つけて高額車ばかりでうんざりなんですが。