「A PITオートバックス京都四条」は家族で1日過ごせるカーライフ総合基地だった！ 全館バーチャルレポートします

オートバックスの最新スタイル「A PIT」が西日本に登場

　日本全国でカーライフをサポートしているオートバックスグループは、2018年に東京で新業態の「A PITオートバックス東雲」をオープン。「クルマもヒトもピットイン」をコンセプトに、従来のカーライフ関連商品だけでなく書店やカフェも併設し、クルマ好きだけでなく家族や友人など、幅広い人々が一緒に楽しめる空間として好評を博しています。

　この新業態「A PIT AUTOBACS（アピット オートバックス）」ブランドの2号店として、西日本初出店となる「A PITオートバックス京都四条」が2022年9月16日にリニューアルオープンしました。多彩な要素がてんこ盛りの最新オートバックスはどのような場所なのか？ オープン翌日に取材しました。

カー用品から本、アパレルなどカーライフを総合的に提案

　今回オープンした「A PITオートバックス京都四条」は京都市内の西寄り、京都外国語大学のはす向かいに位置する巨大な店舗。これまで多くのファンに親しまれてきた「スーパーオートバックス京都ワウワンダーシティ」が、大幅にリニューアルした形となります。

　新業態「A PIT」の特徴の核といえるのが、カー用品を日本最大級にラインアップするだけでなく、アウトドアグッズやアパレル、書籍、雑貨などを1カ所で発見・体験できるようになっている点です。クルマに関わるニーズが多用しているなか、「私らしいカーライフ」を提案するのが「A PITオートバックス」のコンセプトなのです。

クルマの知識とカスタムと遊び方が一体化した空間

　A PITオートバックス京都四条の1階と2階には「BOOK & CAFÉ」として利用できる書店「TSUTAYA BOOKSTORE A PIT京都四条店」が入っており、1階は一般的な書店、2階に上るとクルマ関連書が圧倒的なラインアップでズラリと並んでいます。

　2階は3階まで吹き抜けになった広大なホールのような空間で、中央にはポルシェ「911 GT3RS」やシボレー「コルベットZ51」といった憧れのスポーツカーから、アバルト「695エッセエッセ」、はたまたトヨタ「iQ GRMNスーパーチャージャー」のようなレア車まで、販売車両が展示。

　その脇にはクルマ関連書のコーナーがあり、ボリュームもさることながら、ヴィンテージカー、ガレージライフ、カスタマイズなどジャンルごとの専門書もしっかり在庫。また、「ドレスアップ」、「“軽”で行く旅」、「車中泊」、「ソロキャンプ」などテーマごとのコーナーもあり、ブックコーナーを見ているだけでもかなりの時間が過ぎてしまいます。

　もちろん一画にはドレスアップホイールやチューニングパーツといったカスタムアイテムが勢ぞろいしています。さらにアウトドアシーンのためのキャンプギアやアパレル、雑貨が居並んでるため、クルマ単体の魅力を掘り下げるだけでなく、クルマでどこに行くか？ クルマで出かけてどう遊ぶか？ カーライフ・スタイルを多彩に想像して楽しめる空間なのです。

スターバックスやキッズコーナーもあり家族も楽しめる

　さらにA PITオートバックス京都四条の特色のひとつ、スターバックスがあることで、ゆっくり休憩できるのも嬉しいポイント。2階のみならず1階や3階にも席があるので、好きな場所で思い思いの時間を過ごすことできます。実際、地元の高校生たちもカフェスペースでくつろいでいました。

　憧れのチューニングパーツがズラリと並んだコーナーや、フィアット＆アバルトに特化したセレクトショップ「コルソ・ティーポ」、さらに、クルマを楽しむための大人のアパレルショップ「Pole Position by Motorimoda」も2階の広大なエリアに並びます。

　3階には日本最大級の品ぞろえでカー用品が並び、オリジナルライフスタイルブランド「GORDON MILLER」のアイテムも広くラインアップ。キッズコーナーが充実しているのも、ファミリーにとっては大きなポイントでしょう。

クルマ好きなら本気で1日満喫できるワンダーランド

　オートバックスなので当然、整備などサービスのためのピットも完備しています。「A PIT」2号店の京都四条では新たな取り組みとして、リーズナブルからハイエンドまで幅広いガラス系コーティングメニューを取りそろえている「G’ZOX」はじめ、クルマのイメージチェンジとプロテクションが可能なボディラッピングなどの作業ができる専用ブースを導入。また、先進安全装備のセンサー類の校正のため、約８.0ｍ×16.0ｍのキャリブレーションエリアも導入しています。

　大きな駐車場にはテスラの急速充電設備スーパーチャージャーも6基設置。屋上にはセルフ洗車場スペースがあるので、オーナーが洗車している間に家族や同行者には買い物やカフェで過ごしていてもらう、といった活用法もOKです。

　取材で伺ったのは土曜日で、駐車場はチューニングカー特集として、多くのパーツメーカーがデモカーを出展していました。さまざまなストアイベントやブースイベントも開催されていくので公式ウェブサイトを要チェックですね。

　最後に、A PITオートバックス京都四条の駐車場は入庫後1時間以内無料で、追加30分ごと200円。店舗で1000円以上買い上げで2時間まで無料となり、最大料金（24時まで）は月～金で500円、土日祝で1000円（取材の2022年9月時点）と、かなりオトクな設定になっています。近隣にも飲食店が多いので、本気で半日や1日をここで過ごすことができそうです。ひとりでも、家族やクルマ仲間とでも、試しに足を運んでみてください。

Comments

東雲のオートバックスは改装されてからほとんど行かなくなった。
カフェなどを作ったせいで、カー用品の扱いが減った。
オートバックスに期待するのはカフェではなく、カー用品。
元に戻してほしい。