現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 逆輸入で復活間近!! だけど平成版と令和版のカムリだって懐かしすぎる!!!

ここから本文です

逆輸入で復活間近!! だけど平成版と令和版のカムリだって懐かしすぎる!!!

掲載 8
逆輸入で復活間近!! だけど平成版と令和版のカムリだって懐かしすぎる!!!

 クルマのデザインや雰囲気は、その時代の空気を色濃く映し出すものです。ボディカラーの配色、デザインの流儀、内装の質感に至るまで、流行や経済の変化とともにクルマも姿を変えてきました。そこで今回は、長年にわたって時代と歩んできたトヨタ・カムリを取り上げ、平成元年(1989年)と令和元年(2019年)の2つの「元年モデル」を比較しながら、日本の変化を振り返ってみたいと思います。今後逆輸入が予想されるカムリは、どのような歴史を辿ってきたのでしょうか。

文:佐々木 亘/画像:ベストカーWeb編集部、トヨタ

【画像ギャラリー】スポーティさと上質さが心地いい!! トヨタ カムリは大人なセダン!(26枚)

バブルが生んだ上質なセダン! 平成元年のカムリ

 平成元年のカムリは、セリカカムリから数えて3代目にあたります。前年にマイナーチェンジを実施し、プロミネントシリーズに4ドアハードトップを追加。1.8Lエンジンのハイメカツインカム化も行われ、熟成の進んだ一台として登場しました。

 当時のカムリは5ナンバーセダンで、ボディサイズは全長4520×全幅1690×全高1395、ホイールベースは2600。パワートレインは2.0Lと1.8Lのガソリンエンジン、さらに2.0Lのターボディーゼルが設定され、トランスミッションは4ATと5MTという組み合わせです。

 デザイン面では、曲面を巧みに活かした柔らかな造形が印象的です。一見まっすぐに見えるボディも角は丸く処理され、パネル面にも絶妙なアールが与えられています。6ライトキャビンが高級サルーンの風格を演出し、当時としては先進的なデジタルメーターも採用されていました。

 経済成長とバブル景気の真っただ中に誕生したこのカムリは、カムリ史上もっとも高級志向の強い一台だったと言えるかもしれません。時代の豊かさを反映した、おおらかで上質な雰囲気が全体に漂っています。

逆風に立ち向かうスポーティセダン! 令和元年のカムリ

 一方、令和元年のカムリはセリカカムリから数えて10代目。前年に新グレード「WS(Worldwide&Sporty)」が追加され、上質感と力強さを融合させたスポーティセダンという新たな顔も持つようになりました。

 ボディサイズは全長4910×全幅1840×全高1445×ホイールベース2825mmと、平成モデルと比べて大幅に拡大しています。パワートレインは2.5Lダイナミックフォースエンジンにハイブリッドシステム「THSII」を組み合わせたもので、時代の要請に応えた環境性能と走りの両立が図られました。

 インテリアはもはや「運転席」ではなく「コクピット」と表現したくなるほど前衛的な造りで、高級感を維持しながらも力強い個性が際立ちます。エクステリアデザインにも優しさよりは力強さが前面に出ており、平成モデルとは明らかに異なる方向性を打ち出しているのです。

 マークXが国内市場から姿を消し、日本のセダン文化を背負う立場となったカムリは、存在感を高めることで生き残りを図りました。かつて無味無臭とも言えた控えめなキャラクターが、令和では非常に濃い個性を持つモデルへと変貌を遂げたのです。

ボディカラーが物語る、時代の空気

 興味深いのは、どちらの元年モデルもボディカラーのメインバリエーションが7色で、落ち着いた色調が中心である点です。しかし、赤や青の色味を見比べると、時代の違いが鮮明に浮かび上がります。

 平成モデルはダークレッドマイカとブルーマイカという、深みのある落ち着いた色調。対して令和モデルはエモーショナルレッドとダークブルーマイカメタリックと、明らかに発色が良く、生き生きとした印象です。

 「経済が好調な時代には落ち着いた色のクルマが売れ、世の中に元気がなくなるとビビットな色のクルマが売れる」とよく言われますが、この2台を見比べると、その言葉の意味が実感を持って理解できます。

次に生まれるカムリへの期待

 平成初期、カムリのようなクルマに強烈な個性はあまり求められていませんでした。主役はあくまでユーザーであり、クルマは生活や風景に自然と溶け込む存在であることが美徳とされていた時代です。目立ちすぎず、周囲に合わせることがカムリの流儀だったのでしょう。

 それが令和になると、個性こそが価値となりました。沈みゆく時代の中で、クルマには高揚感が求められたのかもしれません。

 時代とともに変化を遂げてきたカムリの歩みは、日本社会の変遷そのものを映し出しています。次に日本で販売されるカムリは、逆輸入元年のモデル。セダン人気が低調な中、新しいカムリは、どのような風を日本に巻き起こしてくれるのか、非常に楽しみです。

文:ベストカーWeb ベストカーWeb

こんな記事も読まれています

「インテグラ」が今年日本に帰ってくる!! ホンダ「アキュラブランド」日本上陸の衝撃と可能性
「インテグラ」が今年日本に帰ってくる!! ホンダ「アキュラブランド」日本上陸の衝撃と可能性
ベストカーWeb
新型登場前のマツダ CX-5が実は狙い目!?  カローラクロスの価格据え置きにランクル250の「520万円」グレードまで…今買うべき良心的な1台とは?
新型登場前のマツダ CX-5が実は狙い目!?  カローラクロスの価格据え置きにランクル250の「520万円」グレードまで…今買うべき良心的な1台とは?
ベストカーWeb
令和に蘇るボーイズレーサー!ホンダの「ブルドッグスタイル」がアツい
令和に蘇るボーイズレーサー!ホンダの「ブルドッグスタイル」がアツい
月刊自家用車WEB
人気ボディカラーは白黒灰? 国際的な調査からその理由が分かった!!
人気ボディカラーは白黒灰? 国際的な調査からその理由が分かった!!
ベストカーWeb
若返り待ったなし! あの頃が蘇る「青春再起動カー」4選
若返り待ったなし! あの頃が蘇る「青春再起動カー」4選
ベストカーWeb
「フリーランダー」が復活するぞ!! 一時代を築いた手の届くランドローバーってどんなクルマだった?
「フリーランダー」が復活するぞ!! 一時代を築いた手の届くランドローバーってどんなクルマだった?
WEB CARTOP
40年待たせたな!! ホンダ新型「ブルドッグ」予約開始! "擬似シフト"に"BOOST"でEVを「最高のおもちゃ」に変える魔法の正体
40年待たせたな!! ホンダ新型「ブルドッグ」予約開始! "擬似シフト"に"BOOST"でEVを「最高のおもちゃ」に変える魔法の正体
ベストカーWeb
アルファードがここまで変わる!! ドレスをまとったアルファード「MODELLISTA CONCEPT」が凄すぎた
アルファードがここまで変わる!! ドレスをまとったアルファード「MODELLISTA CONCEPT」が凄すぎた
ベストカーWeb
控え目だけど超狙い目!! 地味に得する「OEM中古車」4選
控え目だけど超狙い目!! 地味に得する「OEM中古車」4選
ベストカーWeb
N-BOX強すぎ!! なんでかつての王者タントはいまひとつなのか!?!?!?
N-BOX強すぎ!! なんでかつての王者タントはいまひとつなのか!?!?!?
ベストカーWeb
憧れの高級セダンを手に入れたい!予算400万円で狙えるおすすめ中古輸入車3選
憧れの高級セダンを手に入れたい!予算400万円で狙えるおすすめ中古輸入車3選
グーネット
ガソリンモデルが消滅!! 装備充実もお値段アップ……トヨタ ノア/ヴォクシーが一部改良!!
ガソリンモデルが消滅!! 装備充実もお値段アップ……トヨタ ノア/ヴォクシーが一部改良!!
ベストカーWeb
ヤリスクロスかライズか? 3月決算期のSUV販売ランキング1位は? コスパがいいSUVはどれ?
ヤリスクロスかライズか? 3月決算期のSUV販売ランキング1位は? コスパがいいSUVはどれ?
ベストカーWeb
販売首位はヤリスやカローラじゃない? ダイハツが作るライズとルーミーはなんでこんなに強いのか?
販売首位はヤリスやカローラじゃない? ダイハツが作るライズとルーミーはなんでこんなに強いのか?
ベストカーWeb
スーフォア復活まで秒読み!? ホンダ新型「CB400SF」 E-クラッチ仕様は400ccの覇権を握るか【モーターサイクルショー2026】
スーフォア復活まで秒読み!? ホンダ新型「CB400SF」 E-クラッチ仕様は400ccの覇権を握るか【モーターサイクルショー2026】
くるくら
リッター22km走る! トヨタ「新型カムリ」まもなく日本発売へ! “3年ぶり復活”を果たす「4ドア本格セダン」が販売店でも話題に! 全長4.9mの「ビッグボディ」“北米仕様”導入に期待の声!
リッター22km走る! トヨタ「新型カムリ」まもなく日本発売へ! “3年ぶり復活”を果たす「4ドア本格セダン」が販売店でも話題に! 全長4.9mの「ビッグボディ」“北米仕様”導入に期待の声!
くるまのニュース
「ハコスカ」令和に再来!? 新型「スカイライン」ついに発表 「エクストレイル」「ジューク」新型も初披露!
「ハコスカ」令和に再来!? 新型「スカイライン」ついに発表 「エクストレイル」「ジューク」新型も初披露!
乗りものニュース
2026年夏、日本の道を席巻する。新型エルグランドAUTECHの「知的で攻撃的」な魅力
2026年夏、日本の道を席巻する。新型エルグランドAUTECHの「知的で攻撃的」な魅力
月刊自家用車WEB

みんなのコメント

8件
  • motorider
    記事書いた人は平成元年の事は知らない様ですね。平成元年はホンダの「USアコードクーペ」は国内販売されていないモデルな事もあって凄い人気でした。この勢いで「アコードワゴン」が続けて発売。こっちは右ハンドル仕様で発売された事もあってワゴンブームに乗ってバブル崩壊後のホンダの売上を支えるクルマになりました。
  • もょもと
    かつてセプターというアメリカ版カムリのワゴンが
    逆輸入されたことがあったな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

349 . 5万円 468 . 2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49 . 5万円 80000 . 0万円

中古車を検索
トヨタ カムリの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

349 . 5万円 468 . 2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

49 . 5万円 80000 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村