4月20~21日、フランスのル・マン-ブガッティ・サーキットで開催されているFIM世界耐久選手権(EWC)の2024シーズン第1戦ル・マン24時間耐久ロードレースが現地時間20日の15時(日本時間22時)にスタートしてから16時間が経過した。トップ快走を続けていたYART - YAMAHAだったが、16時間を目前に転倒を喫したことにより、ヨシムラSERT Motulが首位を走行している。
序盤からF.C.C. TSR Honda FranceやヨシムラSERT Motulなど上位勢でも転倒が相次ぎ、波乱な展開が続いているなかで、YARTヤマハがトラブルなく独走でトップを快走。2番手にBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(BMWモトラッド)、3番手にKAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR(KWT)というオーダーでレースが進んでいた。
YARTヤマハが快走、TSRとヨシムラは転倒も挽回。日本のTeam ÉtoileはSST6番手/2024EWC第1戦ル・マン24時間 8時間経過後
日没とともに徐々にナイトセッションへと突入し、9時間経過した頃には、KM 99や追い上げを図っていたヨシムラSERT Motulが緊急ピットインを余儀なくされた。しかし、その後レースには復帰し、ヨシムラSERT Motulは3番手を走るKWTを追う。その約1時間後には、TSRホンダもピットにマシンを入れていたが、早々に復帰して引き続き追い上げに努めていく。
あたりはより一層暗くなっていたが、SCや赤旗中断などもなくレースは進んでいた。しかし、転倒やトラブルなども相次ぎ、レース折り返しの12時間経過時点ではすでに7台がリタイアとなっていた。
この頃になると、トップにも動きが出る。序盤に転倒があったものの、少しずつ順位を挽回させていたヨシムラSERT Motulと、3番手のKWTのギャップが少しづつ縮まりつつあった。そして、その後ヨシムラSERT Motulが早々に前に出ると、再び表彰台圏内へと浮上する。
その約1時間後には、もう3台も復帰することができない状況となり、計10台がリタイアした。さらに14時間を目前に、ここまで順調に追い上げて好調なペースを披露し、13番手を走行していた亀井雄大(Team Étoile)が転倒。マシンに大きなダメージを負い、約2時間の修復で大きく順位を下げてしまうこととなった。
依然トップはYARTヤマハが快走を続けており、ルーティンのピットも順調にこなして、前年度王者らしい走りを展開。2番手のBMWモトラッドを4ラップダウンにするペースを披露していた。その後方では、序盤に2度の転倒があったTSRホンダも15番手まで順位を回復させている状況だった。
2番手を死守しているBMWモトラッドにヨシムラSERT Motulが1ラップ差にまで詰め寄る。アベレージタイムの速いヨシムラSERT Motulは、15時間経過した頃には同一周回にまで追いついていた。また15時間半頃には、転倒を喫したTeam Étoileが、マシン修復を終えて31番手でコースに復帰している。
16時間頃になると、少しずつ陽が昇り始める。首位のYARTヤマハは早めのタイミングで16度目のピットを済ませ、着々と周回を重ねていた。しかし、ここでカレル・ハニカがまさかの転倒。すぐにマシンに跨りピットに戻ると、修復作業が行われる。
修復作業に追われるなか、2番手のBMWモトラッドと3番手のヨシムラSERT Motulが同時にピットインで各チームに緊迫した状況が訪れる展開となった。ここで真っ先にコースへと向かったのは、素早くピット作業を済ませたヨシムラSERT Motulだった。これにより一気にトップに浮上、BMWモトラッドはやや遅れたために1ラップの差がついた状態での首位奪還となった。
YARTヤマハは約18分ほどのピットストップでレースに復帰。しかし4番手まで順位を落とすこととなり、この後の挽回が気になるところだ。
日本勢は綿貫舞空が所属している#36 3ART BEST OF BIKEが総合10番手(SSTクラス3番手)につけている。また、Team Étoileは復帰後に、痛恨の2度目の転倒を喫してしまい総合30番手まで順位を落としている。石塚健が所属している#14 MACO RACING TEAMは総合35番手でレースを進めている。
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