現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > SUBARU BRZ R&D SPORT、新型デビューから2戦目で初PPを獲得【第2戦富士GT300予選】

ここから本文です

SUBARU BRZ R&D SPORT、新型デビューから2戦目で初PPを獲得【第2戦富士GT300予選】

掲載 更新 1
SUBARU BRZ R&D SPORT、新型デビューから2戦目で初PPを獲得【第2戦富士GT300予選】

 5月3日、2021年シーズンのスーパーGT第2戦『たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE』の公式予選が富士スピードウェイで行われ、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションを獲得した。

 昨年のスーパーGTが新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、7月に開幕を迎えたため、今回は2019年以来となる2年ぶりのゴールデンウイーク開催、そして2年ぶりの長距離500キロレースとなった。午前中に行われた公式練習では61号車SUBARU BRZ R&D SPORTが1分36秒242でトップタイムを記録。今大会からサクセスウエイト(旧称:ウエイトハンデ)を搭載するマシンもあるなか、公式予選は14時30分にスタートを迎えた。

【井口&山内のBRZコラム】Vol.1:新型デビュー戦の思わぬつまずき。使いたいけど使えなかったソフトタイヤ

■Q1 A組:前戦覇者リアライズGT-RはQ1敗退

 分厚い雲の隙間から時折青空が顔を覗かせるもと、気温16度、路面温度24度、湿度27%というコンディションのなか、まずはA組の15台がコースイン、各車は丁寧にタイヤへ熱を入れていく。

 残り3分となると各車計測3~4周目からアタックを開始、真っ先にタイムを出したのは31号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTの中山友貴で1分36秒427を記録。残り2分のところで午前中の公式練習でトップタイムを記録したSUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人が計測4周目に1分35秒963を記録して中山のタイムを上回るとそのまま、Q1 A組をトップで終えた。

 一方、第1戦岡山を制したリアライズ日産自動車大学校 GT-R藤波清斗は、60kgのサクセスウエイトが響き1分36秒992がベストタイムとなり、A組13番手でQ1敗退となっている。

 Q1を突破したA組の8台は、61号車SUBARU BRZ R&D SPORT、2号車muta Racing Lotus MC、7号車Studie PLUS BMW、52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT、31号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT、9号車PACIFIC NAC CARGUY Ferrari、18号車UPGARAGE NSX GT3、5号車マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号という顔ぶれになった。

■Q1 B組:60号車GRスープラが唯一の1分35秒台を記録

 続いて14台が出走するQ1 B組セッションは各車2~3周のウォームアップを経て、残り3分ごろからアタックを開始。60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTの河野駿佑がQ1唯一の1分35秒台となる1分35秒791を記録してトップに浮上、さらに河野は計測5周目には1分35秒727とタイムを縮める。

 各車、河野のタイムを上回るべく、アタックに入ったがいずれも35秒台に入ることは叶わず。2番手となった55号車ARTA NSX GT3の高木真一に0.3秒のギャップを築いたSYNTIUM LMcorsa GR Supra GTがトップでQ1 B組を終えた。

 Q1を突破したB組の8台は、60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT、55号車ARTA NSX GT3、11号車GAINER TANAX GT-R、65号車LEON PYRAMID AMG、10号車GAINER TANAX with IMPUL GT-R、360号車RUNUP RIVAUX GT-R、96号車K-tunes RC F GT3、4号車グッドスマイル 初音ミク AMGという顔ぶれとなった。

■Q2:新型BRZが初ポールポジションを獲得

 Q1を突破した16台によるポールポジション争いが繰り広げられるGT300クラス 公式予選Q2は15時23分に開始された。セッションも残り3分を切り、各車が最初のアタックを開始すると、55号車ARTA NSX GT3を操るデビュー2戦目の19歳、佐藤蓮が1分35秒485を記録しトップに浮上する。

 一方、公式練習、予選Q1 A組と、これまでの走行セッションでいずれもトップタイムを記録してきた61号車SUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝は、2度目のアタックのセクター2で最速タイムを記録すると、続く最終セクターのホームストレートでも他車の背後に入り、スリップストリームをうまく活用し、55号車佐藤のタイムを0.142秒上回る1分35秒343を記録。今季から新型となったスバルBRZがデビュー2戦目で初のポールポジションを獲得した。

 フロントロウには55号車ARTA NSX GT3が並び、3番手に1分35秒824を記録した60号車SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT、4番手に33キロのサクセスウエイトを積んだ52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GTが、5番手に2号車muta Racing Lotus MCが続いた。

 スーパーGT第2戦『たかのこのホテル FUJI GT 500km RACE』の決勝レースは、5月4日の14時30分から110周で争われる。2年ぶりの長距離500キロの戦い、GT300クラスの44台は果たしてどんなバトルを繰り広げるのだろうか。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

角田裕毅、ラスベガスで躍動し予選7番手「ミスター・ガスリーには離されたけど……アタックには満足。良いフィードバックもできている」
角田裕毅、ラスベガスで躍動し予選7番手「ミスター・ガスリーには離されたけど……アタックには満足。良いフィードバックもできている」
motorsport.com 日本版
まるで「“ミニ”フェアレディZ」!? 全長4.1mの日産「コンパクトクーペ」が斬新すぎる! 短命に終わった「NXクーペ」とは?
まるで「“ミニ”フェアレディZ」!? 全長4.1mの日産「コンパクトクーペ」が斬新すぎる! 短命に終わった「NXクーペ」とは?
くるまのニュース
【ラリージャパン 2024】開幕!! 全行程1000km、SSは300kmの長く熱い戦い
【ラリージャパン 2024】開幕!! 全行程1000km、SSは300kmの長く熱い戦い
レスポンス
「日産 GT-R  プレミアム エディション Tスペック」は、諦めない!不屈の国産スポーツカー、未だ一級品の証し【新型車試乗】
「日産 GT-R プレミアム エディション Tスペック」は、諦めない!不屈の国産スポーツカー、未だ一級品の証し【新型車試乗】
Webモーターマガジン
AM放送が聴けない「電気自動車」が数多く存在! FMラジオは搭載されているのになぜ?
AM放送が聴けない「電気自動車」が数多く存在! FMラジオは搭載されているのになぜ?
THE EV TIMES
ヤマハがNetflixアニメ用に未来のレースマシン「Y/AI」をデザイン、実物大モデルも
ヤマハがNetflixアニメ用に未来のレースマシン「Y/AI」をデザイン、実物大モデルも
レスポンス
”第2の波”を生んだ挑戦者、それはレズニー傘下で喘ぐamtだった…!【アメリカンカープラモ・クロニクル】第39回
”第2の波”を生んだ挑戦者、それはレズニー傘下で喘ぐamtだった…!【アメリカンカープラモ・クロニクル】第39回
LE VOLANT CARSMEET WEB
今週、話題になったクルマのニュース4選(2024.11.23)
今週、話題になったクルマのニュース4選(2024.11.23)
@DIME
レッドブルのペレス、今季6度目の予選Q1敗退。3戦続けてRBの角田&ローソンに敗れる「マシンに根本的な問題がある」
レッドブルのペレス、今季6度目の予選Q1敗退。3戦続けてRBの角田&ローソンに敗れる「マシンに根本的な問題がある」
motorsport.com 日本版
トヨタ「コンパクトSUV」なぜ消滅? “全長3.9m”級の元祖「ヤリスクロス」的存在な「ヴィッツSUV」に注目! 14年で幕を閉じた「ist」とは?
トヨタ「コンパクトSUV」なぜ消滅? “全長3.9m”級の元祖「ヤリスクロス」的存在な「ヴィッツSUV」に注目! 14年で幕を閉じた「ist」とは?
くるまのニュース
シャープでクールなNEWグラフィック! SHOEIが「NEOTEC 3」の新たなグラフィックモデル「ANTHEM」を発売
シャープでクールなNEWグラフィック! SHOEIが「NEOTEC 3」の新たなグラフィックモデル「ANTHEM」を発売
バイクのニュース
ラリージャパン唯一の女性ドライバー、平川真子が意気込み。兄・亮に「クラス優勝をするところを見てほしい」
ラリージャパン唯一の女性ドライバー、平川真子が意気込み。兄・亮に「クラス優勝をするところを見てほしい」
AUTOSPORT web
トヨタ陣営の23XIとフォードのRFKが、来季2025年NASCARカップシリーズにて3台体制に拡充
トヨタ陣営の23XIとフォードのRFKが、来季2025年NASCARカップシリーズにて3台体制に拡充
AUTOSPORT web
F1ラスベガスGP FP1:序盤から上位につけたメルセデスがワン・ツー。ノリス、ルクレール、フェルスタッペンが続く
F1ラスベガスGP FP1:序盤から上位につけたメルセデスがワン・ツー。ノリス、ルクレール、フェルスタッペンが続く
AUTOSPORT web
ラッセル、サインツ抑えポールポジション! ガスリー驚異の3番手、角田裕毅もQ3進出7番手|F1ラスベガス予選
ラッセル、サインツ抑えポールポジション! ガスリー驚異の3番手、角田裕毅もQ3進出7番手|F1ラスベガス予選
motorsport.com 日本版
新潟~青森直結 壮大な「日本海東北道」全通まであと少し!? 約320kmの「すごい高速」最後の未開通部どこまで工事進んだ?
新潟~青森直結 壮大な「日本海東北道」全通まであと少し!? 約320kmの「すごい高速」最後の未開通部どこまで工事進んだ?
くるまのニュース
F1ラスベガスGP予選速報|ラッセルPP獲得! ガスリーが驚きの3番手。角田裕毅も7番手と好結果
F1ラスベガスGP予選速報|ラッセルPP獲得! ガスリーが驚きの3番手。角田裕毅も7番手と好結果
motorsport.com 日本版
ヒョンデ、旗艦EVの『アイオニック5』を刷新。次世代800V電源システムで航続距離は703kmに延伸
ヒョンデ、旗艦EVの『アイオニック5』を刷新。次世代800V電源システムで航続距離は703kmに延伸
AUTOSPORT web

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

332.2381.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

75.0550.0万円

中古車を検索
BRZの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

332.2381.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

75.0550.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村