2021年F1スペインGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは10位だった。
ガスリーは12番グリッドからソフトタイヤでスタート、1周目にひとつ順位を落とした。その後、スタート時にグリッドボックスより少し前にはみ出す形でマシンをとめたことで、5秒のタイムペナルティとペナルティポイント1を科された。18周目にピットインし、ペナルティを消化し、ミディアムタイヤに交換、最後尾に落ちるが、そこからポジションを上げていき、47周目にソフトタイヤを装着。終盤62周目に入賞圏内の10番手に浮上、前のエステバン・オコン(アルピーヌ)を追うが、0.190秒届かず10位でフィニッシュした。
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■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=10位
複雑な気分なんだ。レースのなかでうまく挽回したと思うけれど、最初の2戦に比べると間違いなくペースが不足していたので、その点が残念だ。
グリッドでミスをした件については、自分に対して腹を立てている。そんなことでペナルティを受けることになって、レース中に苦労する羽目になった。いいバトルをいくつかできたし、何台かをオーバーテイクして10位に入ることができたけどね。
このマシンにポテンシャルがあるのは間違いない。でも1周のすべてのコーナーで一貫してうまく機能させるということが、まだできずにいる。これからモナコへの準備に取り組んでいくよ。チームは今後の数戦のなかで前進を図ることができるだろう。
(F1公式サイトに対してペナルティについて語り)僕はいつも、ほんの1ミリでも有利になるよう行動しているが、今回は判断を誤って、行き過ぎてしまった。こんなペナルティを受けるなんて、自分に腹が立つよ。ほんの少し行き過ぎたことで、大きなつけを払う結果になった。9位のオコンとの差は0.1秒ぐらいだった。つまり、5秒ペナルティを受けたことでポイントを失ったことになる。
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