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日産の一時代を支えた名機! L型エンジンを搭載した車5選

■一世を風靡した名機。日産の「L型」エンジン

 国産車が海外のクルマを模して設計されていた時代が過ぎ、エンジンも新世代の機種が登場し始めた1960年代に日産は「L型」エンジンを開発。

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 1965年に「セドリック スペシャル6」へ最高出力115馬力の2リッター直列6気筒OHCの「L20型」エンジンを、初めて搭載しました。

 滑らかな回転が特徴の直列6気筒は高く評価され、長きに渡って日産の大排気量車はL型が主流となります。

 そこで、名機の誉れ高いL型エンジンを搭載した日産車を、5車種ピックアップして紹介します。

●スカイライン2000GT(G10型)【L20型】

 プリンス自動車の主力車種として生産されていた「スカイライン」は、1966年にプリンスと日産が合併した後、1968年に3代目となる日産スカイラインへと生まれ変わりました。

 直列6気筒モデルは2代目スカイラインのプリンス製「G7型」に代り、セドリックと同じく日産製の「L20型」エンジンを搭載。

 3代目スカイラインはフロントがストラット、リアがセミトレーリングアームの4輪独立懸架サスペンションを採用し、新時代の日産車を予感させるスポーティなセダンでした。

 初期モデルでは最高出力105馬力でしたが、1971年には「フェアレディZ」に搭載されていた130馬力(有鉛ハイオク仕様)を発揮する、SUツインキャブレター仕様のエンジンを搭載した2ドアハードトップ「2000 GT-X」が登場します。

 S20型DOHCエンジンを搭載し、レースで活躍したスカイラインGT-Rの高性能なイメージもあり、若者から「ハコスカ」の愛称で呼ばれ、憧れの存在となりました。

●フェアレディ240Z(S30型)【L24型】

 1960年代初頭から販売されていたダットサン「フェアレディ」は、アメリカでもヒットしましたが、欧州製のスポーツカーに対抗すべく、最新技術を投入したスポーツカーの開発が急務でした。

 そして、1969年に発売された新世代のスポーツカー初代「フェアレディZ」は、アメリカや欧州へはダットサン「240Z」として輸出されます。

 当初、日本仕様に搭載されたエンジンは、最高出力130馬力(有鉛ハイオク仕様)を発揮するSUツインキャブレター仕様の「L20型」です。

 ピュアスポーツカーとしてさらに高出力化を推し進め、輸出仕様と同じ最高出力150馬力を発揮する2.4リッター直列6気筒「L24型」エンジンを搭載した「フェアレディ240Z」シリーズが1971年に追加。

 トップグレードの「240ZG」は国内専用モデルで、フロントに通称「Gノーズ」と呼ばれるエアロバンパーとオーバーフェンダーが装着され、初代フェアレディZを象徴する存在になりました。

 しかし、240ZGはわずか2年ほどで廃止されたため、販売台数が少なかったことから、いまでも240ZGは特別なフェアレディZとして国内外で絶大な人気があります。

●ローレル2600SGL(C130型)【L26型】

「ブルーバード」と「セドリック」の間に位置する車種として、1968年に初代「ローレル」がデビューしました。

 1972年に2代目にモデルチェンジした際に、4代目スカイライン(通称「ケンメリ」)と共通のプラットフォームのモデルとして発売。

 スカイラインはスポーティさを全面に押し出していましたが、ローレルは「ハイオーナーカー」としての道を歩みます。

 そのため、1973年には最高出力140馬力を発揮する2.6リッター直列6気筒「L26型」エンジンを搭載する「2600SGL」が追加ラインナップされ、スカイラインとは差別化されました。

 1975年には、さらに排気量を拡大した2.8リッター直列6気筒「L28型」エンジンを搭載することで、走りの質を高めます。

 しかし、当時は3ナンバー車の自動車税が極端に高かったことで、L26型やL28型を搭載したローレルの販売台数は少なく、希少な存在となっていました。

■記念すべき国産車初のターボエンジンはL型だった

●セドリック/グロリアターボ(430型)【L20ET型】

 1960年に登場したセドリックは、日産を代表する高級セダンです。1965年にモデルチェンジした2代目では「スペシャル6」に2リッター直列6気筒の「L20型」エンジンを初めて搭載。

 3代目からは「グロリア」と兄弟車となり、1979年に登場した5代目では、日本車で初となるターボエンジン搭載車が発売されました。

「セドリック/グロリアターボ」に搭載された、2リッター直列6気筒ターボ「L20ET型」(Eはインジェクション、Tはターボ装着の意味)エンジンは、最高出力145馬力を発揮。5ナンバー車ながら3ナンバー車並の高出力を得ていたことで大ヒットします。

 ただし、最高出力は2.8リッター車に並んだとはいえ、ターボの過給圧が上がっていない状態ではアクセルを踏み込み気味になってしまうことから、市街地の実燃費は2.8リッターエンジン搭載車よりも悪化したといいます。

 そして、1980年代は日産のみならず各社からターボエンジン車が登場し、一気に普及しました。

●ダットサン280ZX turbo(HLS130型)【L28ET型】

 1969年にデビューした「フェアレディZ」は、美しいデザインと高い走行性能で、国内はもちろん海外でも人気車種となりました。

 1978年には2代目にモデルチェンジされ、初代からのロングノーズとコンパクトなキャビンスペースを継承。トップグレードには2.8リッター直列6気筒「L28E型」エンジンを搭載し、より上質なクルマに仕上げられていました。

 一方で、海外市場ではより高性能なモデルのニーズが高まり、1982年に輸出専用車として2.8リッター直列6気筒ターボ「L28ET型」エンジンを搭載した、ダットサン「280ZX turbo」が登場。

 当初、3速ATしか用意されなかった北米仕様でも最高速度は200km/hを超え、欧州仕様では最高出力200馬力を誇りました。

 L28ET型エンジンはL型エンジンの最終進化形とまでいわれましたが、日本では正規に販売されることがなく、僅かな台数の280ZX turboが逆輸入のかたちで日本に上陸したのみです。

 現在でも280ZX turboは、最後のL型エンジンを搭載した高性能スポーツカーとして、アメリカでは絶大な人気を誇っています。

※ ※ ※

 L型エンジンはOHC2バルブという、本来は高出力化には向かないレイアウトのエンジンでしたが、改良が重ねられたことで、日産のミドルクラス以上のクルマを支えるエンジンとして長年活用されました。

 また、高度なチューニングによっては大出力を得ることができ、耐久性の高さにも定評があったため、レースやラリーでも活躍して好成績を収めます。

 そして、シンプルな構造からプライベートでチューニングをおこなう愛好家からも評価が高く、L型は生産終了後も名機として長く愛されました。

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