クルマ屋で偶然見かけたことがすべての始まり
新潟県糸魚川市で行なわれた長い歴史を持つ日本海クラシックカーレビューの会場で、珍しいトヨタ「クラウン ピックアップ」が注目を集めました。偶然の出会いから始まったオーナーの旧車生活。しかし、そのクルマは売り物ではなく、しかもスクラップ同然の状態とスタートは決して順風満帆ではなかったのです。
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牧歌的時代にこだわる老舗イベント
ヒストリックカーとオーナーの出会いはまさに人それぞれである。子供の頃から憧れ続け、ついにオーナーになる夢を成就させたという者もいれば、ふとしたきっかけから旧車生活が始まり、そのままディープな世界へ入っていく者もいる。そんなさまざまなクルマ人生が垣間見えるのも、ヒストリックカー・イベントの興味深いところだ。
2025年9月7日(日)に開催された「日本海クラシックレビュー」の参加車両のレギュレーションは、1974年以前に生産されたノーマル車で車種は問わないというものだ。これはイベントが始まった当初から揺るがない。年々厳しさを増す排気ガス規制や1973年の石油危機など、1970年代に入って自動車の世界は大きな変革期を迎えていた。
だからこそ自動車がまだ牧歌的なイメージを色濃く残していた「1974年以前」にこだわり続けているのが、このイベントの特色であり、また主催者側の見識だろう。そのイベント会場で久々に見た感のあるトヨペット・クラウンのピックアップをリポートしよう。
クラウンを名乗った初めてのピックアップ
メーカーが展開する車種が今より少なく、セグメントの細分化も進んでいなかった時代。大衆車でも高級車でも、基本のセダンのほかにワゴンやバン、ピックアップ、さらにはクーペなどの派生モデルが用意されることが一般的だった。それはトヨタの上級機種であるクラウンでも同様である。
2代目クラウンまではセダンから派生したピックアップはトヨペット マスターラインという独立した車名が与えられていたが、1967年にデビューしたS5#型と呼ばれる3代目からは、バンとピックアップも「クラウン バン」「クラウン ピックアップ」と名乗るようになった。このクラウン ピックアップのオーナーは、新潟のお隣、富山県からエントリーの西村雅章さんである。
「このクルマとの出会いは、ある時、通りすがりのクルマ屋さんに置いてあったのを偶然見かけたことでした。最初からクラウン・ピックアップを探していたわけではなかったんですよ」
それが今を遡ること17年前のことだ。西村さん曰く、その時の状態はほぼスクラップだったそうだが、妙に気になってしまいクルマ屋さんに聞いてみたところ、売り物ではない、と。
しかし現在ではほとんど目にする機会もないクラウン ピックアップである。西村さんはその店に何度も通い、ついに譲り受けることとなった。
「状態が悪かったので手に入れてからはずっとレストア作業を続けました。結局作業には8年かかりましたが、2016年には無事ナンバーを取得して路上復帰を果たしました」
手塩をかけてレストアしたクルマを普段使いする自然体
この世代のクラウンの上級グレードは直列6気筒のM型エンジンだが、こちらピックアップのパワートレインは同じ2Lながら廉価グレードに採用された直列4気筒の5R型を搭載している。
「思いのほかよく走ります。高速では100km/h巡航も可能で、燃費もリッター10kmくらいはいきます」
クラウン ピックアップは、手塩にかけて路上復帰させた趣味のクルマではあっても、決してイベント専用車というわけではない。
「普段も結構ふつうに乗ってます。ホームセンターに行ったりお風呂屋さんに行ったり。あと、地元の自動車ディーラーで、若いメカニックたちの教材として見せてくれと言われたこともありますよ」
そんな自然体の付き合い方が素敵な西村さんとクラウン ピックアップである。
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みんなのコメント
博物館レベルだな